これからの時間の使い方

講師 夢こらぼ 主宰 松尾 やよい 先生
生涯学習アドバイザー  イベント企画コラボレーター

1. メラニアンの法則

人は人の表情を見て「こういう人だろう」と決めているそうです。
①表情と態度 55%
②声の大きさ、速さ 38%
③話の内容  7%
片手の長さの範囲をパーソナルエリアと言います。
他人のパーソナルエリアに入るときは笑顔が大切です。
「こんにちは」も語尾を明るくキュッと上げて挨拶しましょう。

2. 退職後の10万時間

退職後の60歳から80歳までの、食事、風呂、睡眠を除く自由時間は約10万時間になります。
地域社会に背を向けて過ごす人がいる一方で些細なことにも感動を見出し笑顔で生きる人生もあります。
自分の10万時間をどう生きたいのかが大切です。

3. 時間の使い方 3つの心がけ

①自分の時間
・複数を嫌がるのは老化の証拠と考え、複数を楽しむ力を磨きましょう。
 新し友達、複数で活動、複数で趣味やスポーツ
 誘われたら行ってみる。誘われる人になりましょう。
・一人を楽しむ力を磨く(一人家事、一人散歩、一人レストラン、一人旅、一人買い物) 
 自分に自信を持つ事も大切です。
②家族の時間 夫婦関係を見直し家事を分担しましょう。
 お互いに尊重して相手に興味を持ち、感謝の言葉を伝え、自分の事は自分でが大切です。
③地域の時間 
 お付き合いしやすい人を目指します。
 笑顔、人当たりの良さ、喜んで参加、相手の名前を呼びましょう。
 参加できる行事には参加しましょう。

4. 生き方上手・お付き合い上手の心得 

①自分の方向感覚を大切に、自分の責任で選択し決定します。
②自分が楽になるように考えます。 
 物や人の見方を変えてみる。  図々しい人→押しの強い人
③地域で暮らす=助け上手で助けられ上手が良い。
④人は助けられることだけが幸せではない。相手の希望や思いを良く聞くことが大切。
 それは難しいと言わない。ドリームキラーはNGです。
⑤一人で専門家にならない事→結果を予測するより「やってみる」を大切に
⑥自分に制限を設けず、人にやわらかに生きる。許容範囲の軌道修正はOK
⑦生き方、人づきあいの極意 → たまには上手に負けてみる。 誘われる人になりましょう。