目指せ!褒める達人

人は人の良いところを思い浮かべると、いい表情になるそうです。「褒める達人になって人生を豊かにしましょう」という講座です。先生は滋賀県で最初の婦人警察官で、女性最初の警部になられた方です。働き盛りの時に脳腫瘍という大病を経験され、人生について深く考えてこられた方です。それらの経験を踏まえたお話を聞かせて頂きました。

大病の経験から、人生は「運‣ツキ・チャンス」の宝の山

良い先生にめぐり合えて手術も成功したが、右半身が動かなくなり、言葉も話せなくなったそうです。それでも「腐るな、負けるな、挫けるな」でリハビリを続けた結果、徐々に回復し、今では完全に回復することが出来た貴重な経験を話してくださいました。

「ほめる」とは何か?

「人」、「モノ」、「起こる出来事」の価値を発見して、伝えること。人は人の良いところを思い浮かべると良い表情になります。起こった出来事はピンチに見えてもチャンスであったかも知れないのです。偶然では無く、必然的に起こったと考えると違って見えることがあります。このような思考は今まで見えなかったことが見えるようになるきっかけになります。ほめる脳力が上がったと考えましょう。

ほめる達人への道 (成長し続ける人生をおくる為に)

①「知っているか、知らないかではなく」 今の自分が出来ているかどうか?を考えましょう。
②「自分に関係するかどうかではなく」自分に置き換えて考えてみるチャンスです。「でも、だって、どうせ」ではなく、この3Dを封印して考えてみましょう。口癖を前向きなものに変える努力をしましょう。
③周りの人の素晴らしい所を見つけ、心の視野を広げてあげられる人になりましょう。
人には生存本能があるので、危害を及ぼすもの、迷惑になるもの、欠点やマイナスの部分を本能的に探してしまいます。人のアラばかり見ていることになります。そうではなく、価値を発見するフィルターを見つけて、人の良いところを見つける脳力を持ちましょう。心の視野を広げてあげられる人になれば、自分にもかえってきます。