もっといい街にする地域福祉について、最初の入り口になる考え方を教えてもらいました。
住民流福祉の主役は地域住民
口コミで伝え合い、あうんの呼吸で連携する住民流福祉の豊かな暮らし。一人も見逃さない、一人の不参加もない福祉。お困りごとの解決から一歩進んだ、その人らしい暮らしを保証する福祉コミュニティの実現。助ける側から見た福祉ではなく、助けられる側から見た福祉を考えましょう。助けてあげたら、助けてもらいましょう。助けてもらってください。人はもともと助けてもらうのが嫌なので、お互い様を作りましょう。
自己開示と自己覚知
自己覚知は自ら自分のことを知ること、自己開示は自分のことを開き示すこと。仲間やから、恥ずかしいことも知ってもらう。人はそれぞれ多様な価値観をもっています。自分の価値観と異なっていても「そういう考え方もあるんだ」と認めることが大切です。
出会いの場面の演習
①自分のことを話し、相手のことも聞いてお互いの共通点を探す。
②今までの自分を振り返って自分を漢字1字で表し、その訳を周りの人に聞いてもらう。
ボランティアとは
語源はラテン語のVoluntusで、意味は「自由思想、自ら進んでやること」だそうです。さらに同じラテン語でVolcano 火山だとする説もあります。つまり、地下深く眠っていたマグマの力によって噴火する火山のように、自らの心の奥からこみあげてくる衝動に駆られて行動するという意味です。