滋賀の伝統食

滋賀は周囲を山々に囲まれ、中央には日本一大きい淡水湖で県の面積の6分の1に相当する琵琶湖を有します。固有種も含めその恵みである多種多様な湖魚と周辺で栽培されるお米が結びつき、鮒寿司などの発酵食品が発達し、これに豆や野菜、イモが合わさり、栄養的にもバランスの良い食が形作られてきました。滋賀県では1998年に「湖魚のなれずし」、「湖魚の佃煮」、「日野菜漬」、「丁稚羊羹」、「アメノイオ御飯」の5点を「滋賀の食文化財」に選定しています。

滋賀の食文化(食材・加工品)

講師の粕淵先生は、「滋賀の食文化研究」の大家です。レイカディア大学で何十年も講義されています。 滋賀の伝統加工品と言えば、全国的に日野町の日野菜(桜漬け)が有名です。高月町の高月菜は地域固有で、今回、初めて知りました。樽で塩漬け(はぐき漬け)します。水口町牛飼の麦酒祭(神事)がビールの発祥だとは初耳です。


滋賀の伝統加工品