課外学習  中山道を行く     編集後記 まとめ

               高宮宿 鳥居本宿 番場宿 醒井宿 柏原宿を終えて

               平成 27年 10月 8日から高宮宿を始めに 12月 15日成果発表会をもって終了しました。
               初めての課外学習、入学して初めての授業でしたがアッという間の 3ヶ月でした。
               初日、高宮宿で先生から成果発表の宿題をいただき、4グループが別々のテーマを抱えながらのスタートでした。
               できるかなぁ・・・・   不安を感じながらも 12月 15日発表目指しての課外学習でした。
     

         4グループのテーマ

   中山道 常夜燈                 シニア女子グループ(内 男子1名)
   中山道 建築物                 シニア建築家グループ       
   中山道 標識                    シニア男子グループ
   北国街道 歴史発展と分岐点        シニアデコボコグループ

       緊張気味で発表する生徒         何年ぶりの発表かな       H 27年 12月 15日発表

           
             M子さん                             T さん                             I さん

           
                 N さん                            M子さんと S さん                         N さん 

           
                 T さん                           聞入る生徒                    講評していただい谷口先生



       谷口先生を囲んで昼食会    北近江文化学科 38期生 13名を紹介します        
   


 
 
 中山道69次の内、江戸から60次の柏原宿から64次高宮まで5
 宿場を、谷口先生の御指導のもと、勉強させていただいた。60
 番目の柏原宿は、近江の京極家と大変縁があり、特に清瀧は
 京極氏の城館と共にゆかりの社寺が数多く存在、特に徳源院
 は菩提寺となり、京極氏と共に歴史を刻んできました。
 61番目の醒井宿は、清水が湧き出したと言われている西行水
 ・十王水そして地蔵川の水源である居醒の清水を含め、日本武
 尊腰掛石・蟹石・明神影向石と共に「三水四石の名蹟」として知
 られています。
 62番目の番場宿には、北条仲時が京を追われ、この地で自害
 仲時以下430人を陸波羅南北過去帳として蓮華寺に残されてい
 ます。番場宿から難所であった磨針峠をこえて、一里一丁、63
 番目の鳥居本宿は、佐和山城に近い隣接街道沿いの城下街と
 して彦根築城とあいまって鳥居本宿が栄えたと言われていま
 す。
 そして鳥居本宿から一里半の高宮宿は、中山道第二の大宿で
 あったと知りました。特に多賀大社への門前町としても賑わって
 おり、一の鳥居が高宮宿の中程に今も立っています。
 江戸時代、幕府の統治を主目的に五街道の整備に乗り出し、後
 の武家諸法度の制定に伴い、約一里毎に宿場の整備をしたこと
 は地方の活性を促進させる現代にも通じる様に思いました。
                                  N さん
 北近江文化学科
    学科長 
 
 10月 8日高宮宿から 12月 15日の成果発表まで真面目に
 興味深く取り組むことできました。
 佐和山巡りなど、とにかくよく歩き、知識習得以外に健康的に
 もよかったです。
 谷口先生の懇切丁寧な指導アドバイスで非常に有意義に受講
 できました。
 お礼申し上げます。



                                 
 I さん
   体育委員 
   
 年齢も履歴もそれぞれ異なる 13名が中山道を共に歩きました。
 回を重ねるごとにみんなの心がよりそっていくようでした。
 どの宿場にも周辺に戦国の歴史があります。
 改めて日本史を学びなおすきっかけになりました。
 それぞれの宿場にそれぞれの思いいれはありますが・・・・
 
 あえぎながら辿り着いたつわものどもの夢のあと「佐和山城」
 よりみはるかす琵琶湖、竹生島、彦根の街並が忘れられませ
 ん。こうした感動に出会えるのもこの学科の醍醐味でしょう。
 ワクワクの校外学習でした。
                             T 子 さん
    文化委員
   平成27年10月に入学してはや3ヶ月がすぎ、一つの選択講座
 が終わり、次の選択講座が始まりました。私たち北近江文化
 学科は最後の1日を除いて、全ての授業がフィールドワークで
 した。行く先々で見るもの聞くもの全てが真新しく思い、知的好
 奇心が大いに刺激されました。中山道の5つの宿場町を歩き、
 普段は入れない所や見ることのできないものを体験することが
 でき、最終日の発表会にそれぞれの発表を聞いたあとは、その
 体験の成果が素晴らしかったと思いました。なおかつ、さのため
 の調査や研究作業を通して13人という少ない人数でも大きな
 絆が出来たのはそれにもまして収穫でした。
                                S さん

    副学科長
 
 10月に高宮宿・鳥居本宿、11月に番場宿・醒井宿・柏原宿と午
 前中はその土地の公民館やお寺などで、宿場の歴史や現在残
 る神社仏閣および建物などを学び、午後から中山道を実際に歩
 き足と目で確かめました。
 私自身は、彦根のガイドをしていたこともあり、高宮宿と鳥居本
 宿に関しては知っていることも多く、さほど驚きもなかったですが
 番場宿から柏原宿に関しては、中山道として学ぶのは初めての
 こともあり、目新しいことばかりで驚きの連続でした。

 講師の谷口徹先生も、たまたま存じ上げていた先生で、偶然の
 出会いにもびっくりでした。その所為もあって本当に楽しい授業
 内容となりました。
                                T 子さん
     会計
 
 レイカディア大学最初の講義、高宮、鳥居本、番場、醒井、柏原
 を歩いてみて感じたことを書いてみます。
 一番目に感じたこと、それは昔にぎわったところも今はほとんど
 人が歩いていない。しいて言えば醒井の駅周辺は道の駅があっ
 たりして、観光客もいるから人の往来があるけど、他のところは
 人の動きがない。車社会の影響かな ?
 二番目に感じたことは平地でありながら、山の中を迂回するよう
 に道がつけられている ? 山賊にしてみれば仕事がやりやすか
 ったと思う。
 三番目は、東海道は入鉄砲出女が厳しくいわれてきたけれど
 中山道はとうだったか。私の生まれた静岡県は箱根と新井の関
 所、大井川の渡しなど結構きつい所があったけれど中山道はど
 うだったか。商人の往来がある宿場街といえど、宿についたら
 疲れて外出などしないだろうに常夜燈は必要があったのかな
 いろいろの疑問があるので、不明な点は徐々に勉強していき
 たい。                          S さん 
              地域活動委員
 
   
 このまま年老いてはいけない、初めて自ら学ぼうと一念発起し
 て入った、レイカディア大学。その賛歌は「いつまでも尽きるこ
 となき・果つることなき・消えることなき・・・」 常に学び、新しい
 友との交流を深め、活き活きとした「シルバーライフ」を送る。
 こんな思いの中でスタートした実講座「中山道を行く」、各宿で
 の谷口先生からのお話はいつまで聞いても飽きない、もっと聞
 きたかった ! 午後は宿場町を歩き具体的な説明を受けた。
 興味深く楽しい講座が続いた。この講座の最終「柏原宿」では
 もっと先の宿まで続いてほしいと思ったが残念、次は美濃の国
 である。この続きは新しい友と共に別途考えよう。
 必修講座を含め幅広く色々なことを教示して頂いている。もっと
 早く勉強すればよかったとの反省もあるが、今こうして得た機
 会を大切にして、これからの二年間を穏やかに過ごしたいと思
 うばかりである。                  T さん

  
    情報委員
 
 研修を受ける前は5ケ宿とも素通りで通過していましたが、今回
 現地を自分の足で歩いてみて歴史の重みを感じました。
 どこの宿場も個性があり時代時代に合った施設、人々の生活に
 蜜着したその土地に必要な産業や品物を工夫しながら人々の
 交流やその立場にあった合った人々がお互いに役割を発揮して
 うまく次の宿場へと届けていく。独特の物品を届けていく物流、
 今の時代にも通じることに関心しました。
 すばらしい建造物を見て人間の底力に感銘し次の世代に大切
 な歴史を伝承したいと思いました。

                             T さん
  課題学習委員 
 
 中山道・・・・ 私にとって切っても切れない街道です。なぜなら
 この世に生を受けた時から我が家が中山道沿いに建っていた
 からです。
 今まで何も感じず気にもとめなかったこの街道をレイカディア大
 の校外学習で多くの事を学ぶ事ができました。
 中山道に於ける神社仏閣、それに付随する灯籠・常夜燈・標識
 等それらに関して知識が皆無だった私でしたが、それにまつわ
 る歴史上の語りつがれた内容の面白さ厳しさを教えていただき
 ました。そしてかつて隆盛を極めたであろう商家の見学、それと
 共に本陣・脇本陣・問屋などの仕事内容、とても興味がわき歩く
 のは少々きつい場面もありましたが貴重な学習成果でした。
 今後も教えを乞いながら続けたいと思います。

                               M 子さん
 
   地域活動委員 
                   
 満79歳 何かを始めてみたいと考えていた時、たまたま立ち寄
 った文化祭で見た「滋賀の峠道」に興味を惹かれ、第二次募集
 の「北近江文化学科」に即入学。
 最初の難関が、「中山道をゆく」でした。北近江中山道 5つの宿
 場を歩くことでした。高宮宿、鳥居本宿は遅れながらもみんなに
 ついて途中まで歩いたのですが、最年長の悲しさか足が動かず
 ダウン。 後の 3つの宿場は、午前の講義に集中。発表会の資
 料作りは専ら図書館に日参、中山道に関する本を読み漁り、借
 りられる限度いっぱいかわいい布の袋に詰め込んで、気付いた
 ことはメモに、そして、現場で確認。ノート 12ページにまとめ、発
 表資料の作成。
 文明の機器に弱いのを逆手に他のグループのやらないことをや
 ってやろうと模造紙とマジックで格闘。
 「北近江中山道宿場比較」 「柏原宿」の 2枚が完成。
 順次全部の宿場を作りたかったのですが、地元で何回も訪れた
 柏原宿だけで精一杯。またの機会に・・・・・・・・
                              N さん
   課題学習委員 
   
 昨年10月 8日から11月 25日まで中山道の高宮宿から柏原
 宿まで 5つの宿場を、谷口徹先生のご指導のもと北近江文化
 学科 38期生全員で探訪しました。江戸時代から続く古い建物
 や街街道筋を見て歩き、日頃何気なく通り過ぎている街角にこ
 れほど歴史の重みや先人の知恵を感じたことはありませんで
 した。
 過去の当時にタイムスリップできたら、どんな景色だったのかな
 と感慨深い探訪の日々でした。

                              N さん
   体育委員 
   
 期待感と不安でスタートした「中山道を行く」だったが、久しぶり
 の授業で忘れていた学びが新鮮だった。
 宿場も少しの知識はあったが、スタートの高宮宿で知識のなさ
 を痛感した。
 聞くこと、見ることが新鮮で楽しい授業でした。
 特に佐和山城跡を谷口先生の案内で訪れたが、城周辺がびわ
 湖の延長で、船による運搬が盛んであると知った。
 現在の米原駅から彦根城まで湖でつながっていたとの事。
 時代の流れにはびっくりでした。
 13名と少ない生徒数ですが 12月 15日の発表会では少ないな
 いながらも連帯感が生まれたいへんよかった。
                                M さん
                                
   情報委員 
 
 仕事一本で周りが見えていなかった私に、地域の人が強く進め
 てくださり、私自身も世間を知りたいと思う気持ちもあって、第38
 期生北近江文化学科に入学を決めました。
 初めて出会う皆さんにどう近づいていこうか、学習はどんなこと
 を学ぶのかドキドキでした。
 谷口先生の詳しい資料と、わかりやすい講義に引き込まれ、最
 初の頃は知らないことばかりで、緊張の連続でしたが、時間が
 たつにつれ興味と感心がドンドン高まって行きました。
 私にとって 3ヶ月が早く過ぎましたが中山道の宿場の姿、周辺
 の歴史、文化の知識(高宮宿、鳥居本宿、番場宿、醒井宿、柏
 原宿)をえることができました。
 これからも皆さんとの絆を大切にして、前向きに挑戦していきた
 いと思います。
                              M さん
   文化委員 



    10月~12月の課外学習 「中山道を行く、高宮宿、鳥居本宿、番場宿、醒井宿、柏原宿」も無事に学び終えることができました。
    初めての授業から面識もなく、久々の授業で戸惑いを持ちながらも始まった「中山道を行く」も谷口先生の指導でまとまりのある北近江文化学科に
    なっていきました。12月 15日に課題テーマの発表会に向け各グループが学校外でも協力し、発表時には生徒間の絆が生まれ、学生時代に戻った
    感じでした。平成 28年 1月から新しいテーマが始まります。新たな気持ちで 38期生全員取り組んでいきます。
    
    最後になりましたが谷口先生に感謝、感謝    ありがとうございました。               北近江文化学科 38期 一同
 

              平成 28年 1月より 新しいテーマ (滋賀の文学風土)がスタートします     
     

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