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   生活習慣病と運動、身体活動基準の活用
   軽スポーツ
 
   
  講師:井花春美 先生(健康運動指導士)     
     
   健康寿命をのばし、健康格差を小さく 
 滋賀県の男性の軽金寿命は全国一位となりましたが、健康寿命との格差は男性は10.1歳、女性は13.5歳もあり、この格差を小さくするためには、生活習慣を改善する必要がある。食事では質と量のバランス、身体活動の健康維持のため「+10」(プラス・テン)でアクティブな暮らしを心がけたい、休養は質の良い睡眠をとる、飲酒は純アルコールで40g(焼酎160ml)までに、喫煙はしない、歯と口の健康、歯周病の予防などを学びました。
 中でも、身体活動のエクササイズ(メッツ×時間)はどの程度かを1週間で計算してみると、随分と個人差が出ました。3メッツ以上の積極的な運動や生活活動をせず、家の中を普通に歩き、家事をして散歩する程度ではBMI22の体になることはなかなか難しい。当面、1月間に腹回り1cm、体重1㎏を減らすエクササイズプランを実践したいものです。

 
 
 
     午前中の最後に、筋力チェックをしました。椅子に座り腕組をして膝が伸びるまで立ち上がり素早く座った姿勢に戻すことを10回繰り返すその秒数を評価すると、60歳以上でも、筋力のある人は男女ともは8秒以内にでき、男性9秒から13秒、女性9秒~16秒は普通の筋力。クラスの仲間は平均的な筋力でした。
  
 
 午後は、練習室1で肩や足腰の筋肉をほぐすストレッチの後、持久力チェックをしました。15mをきついと感じる程度の速足で往復し、3分間の歩行距離を測りました。60代では男性は345m、女性は300mが生活習慣病予防のために目標となる持久力です。 388mに達したツワモノもいましたが、歳とともに衰える筋力と持久力の維持増強に努め生活習慣の改善をしたいものです。


  

 軽スポーツ

  ボーリング  ボーリングの球は25cm位のソフトボールで、ピンはラップの巻き芯の紙筒(30cm)です。
               見ているのと投げるのは大違い。簡単なようで意外と難しい。
               両手で投げる力のバランスがコントロールできないと思うところへ転がりません。
               15mも離れたピンへは10回くらい投げないと当たりません。いい運動になりました。


                     


 
  じゃんけんサッカー チームでじゃんけんの一番強い人がGKになり、FW4人、HF4人、BK2人がチームとなります。
                対抗チームがまずFWの1人とじゃんけんに勝てば次のHFの一人とのじゃんけん対戦をして
                勝ち進んでGKに最終勝てばポイントとなります。
                3分間の得点で勝敗を決めます。もしFWなどGKまでのじゃんけんに負ければ、
                その時点でスタートラインまで戻り、勝ち進むまで繰り返します。


             
 

  風船バレー  風船で2人1チームの対抗試合をしました。
                 必ず3回で相手コートに入れるルールで、強く打っても風船は飛んでくれません。
                 楽しく遊ぶには、40cmくらいの鈴を2個入れた風船を使うと良いようです。
                 風船をヘディングや膝などでトスすることも運動になります。

           

                    


  エアロビクスダンス アグネス・チャンの「ひなげしの花」のリズムで軽いダンスとなりましたが、
                    もう少し時間があればもっと楽しい時間になったと思います。


      

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