BACK次へ

 健康と食・栄養    
料理を楽しむ(調理実習)       
健康寿命の延伸と栄養      
  
 講師:岡本 秀己 先生(梅花女子大学 管理栄養学科教授)    
  
           
1.調理の準備・材料の確認・献立の説明を聞き、3班に分かれて始めます。    

料理名(献立)

主 な 材 料

ご飯

環境こだわり米(秋の詩)

和風豆腐

ハンバーグ

木綿豆腐、豚ひき肉、白ネギ、生姜、

タマゴ、片栗粉、酒、醤油、サラダ油、

大根、大葉、ポン酢

ビシソワーズ

ジャガイモ、玉ネギ、青ネギ、バター、

固形ブイヨン、牛乳、生クリーム、

コショウ、万能ネギ

ひじきのサラダ

ひじき、キュウリ、セロリ、サラダ油、

酢、砂糖

    
  
 2.慣れない手つきの男性陣に温かく見守る女性陣からアドバイスをいただき、献立3品は同時進行で調理します。
 
  
 3.ニガリを入れて、ご飯をふっくら美味しく炊きます。
  豆腐ハンバーグに大葉と大根おろしを乗せて、ポン酢をかけます。
  薄緑色のビシソワーズは、材料の旨味でいただきます。
  ヒジキは戻しただけでサラダになります。
 
   
  

 皆で協力分担して作った料理の味は、塩分控えめで美味しくいただきます。
       
 4.健康寿命の延伸と栄養の講義
     今回は米原公民館3階の工作室で、健康寿命と栄養の講義を受けました。塩分を控えるのが健康維持の秘訣で、薄い味ではご飯が進まないので「腹八分目」に落ち着くそうです。
 健康寿命を縮める要因は、衰弱(フレイル)と肥満(メタボ)の両方にあり、悪循環すると寝たきり、認知症などになりやすいことを学習しました。今後は、BMIを22前後にコントロールして加齢に伴う老化に対処したいものです。
 特に老化に伴い骨、関節、筋肉に支障をきたし運動障害が起きる状態の「ロコモティブシンドローム」へのスパイラル(悪循環)に留意したい。そのためには、ご飯を少し減らしても、他の栄養素は働き盛りと同じ量を摂り、バランスのとれた食事を心がけたいものです。
     
このぺーじのTOPへBACK