選択講座    ホームページ戻る 

         近江の文学的風土 
           平成 28年 1月~3月にて学習              講師 いかいゆり子先生
                                                                          

           滋賀の文学的風土           睡蓮の花  (ひつじぐさとも呼ばれる)
 
 第 1回 近江と文学      平成 28年 1月 15日

 1月 15日より、近江の文学的風土と題して授業がスタートしました。
 授業内容は各生徒が近江の文学を題材とした本を読み、本の紹介、感想と
 最終的にまとめ形式で発表する授業です。

 本の読書を得意とする人、苦手な人もある中でいかい先生より近江の文学に
 関する教材について説明を受ける。

 最終発表は掲示形式で、いかい先生を始め全員が理解できる発表との事。
 前回の「中山道を行く」はグループ発表で、パソコンでの発表も何とかクリヤー
 できたが今回は全員のパソコンでの発表が必数 !!
 そこで皆さんの提案でパソコン、パワーポイントの勉強会を開催決定。
 希望者のパソコン教室を 38期 北近江文化学科で勉強会をにわか仕込で
 する事となった。
 課題、本の読書と並行してパソコン教室も必要となり、2月に実施。
 発表に向け、パソコンも頑張っている近況です。

     近江の文学 本の紹介

    いかい先生より、滋賀県(近江)を題材にした文学史は多い
  一部を紹介します。 
  芭蕉と近江、湖北の文学、湖東の文学、湖南の文学等
  
  ◎湖西の文学、万葉集、 歴史上の人物
 
  ◎井上靖、水上勉、谷崎潤一郎、三島由紀夫なと有名作家作品

 

 ◎ 白洲正子の描く近江
 
 ◎近江各地に伝わる伝説や戦国時代の石田三成、余呉湖のはごろも伝説


    
                           
                        いかいゆり子先生                          生徒 授業風景

               課題をもらい、早速行ったことのない図書館へ出向き、近江文学本の貸出に。図書館ではお姉さんの親切ていねいな案内を受け
               久しぶりの読書で気合がはいる。 どの本を課題にしようかな ?


              生徒全員が課題テーマ用教材を             図書館へ調達・読書中
  
             第 2回  近江の文学  教本の選定
                                                                        平成 28年 2月 17日


                 2月 17日のテーマ   各自が 5分のスピーチタイムで教材の説明

                  今日は各生徒が 5分間かけて、現在読書している教材を先生始め生徒にスピーチにて本を紹介する授業でした。
                 本日、生徒半分が教材のスピーチに挑戦。
                 各生徒が教材にした理由、動機、著者の紹介、背景、内容について説明を受けた。

                 生徒の意気込みはすごく、何冊もの教材を入手し、各自とも個性的なスピーチが目についた。

                   教材となった本
  
   本 の 紹 介  著  者 出版社 
 I氏   道誉なり    北方 謙三   中公文庫 
 K氏    奸婦にあらず     諸田 玲子     文春文庫
 S氏   街道を行く    司馬 遼太郎    朝日新聞出版
 S氏   西国巡礼    白洲 正子   講談社文芸文庫 
 S氏    史伝 石田 三成    安藤 英男      白川書院
 T氏   蓮如    五木 寛之   中公文庫 
     
                                生徒全員、読書中  

                 上記の本を教材に、各生徒が課題発表に向け、読書、まとめに挑戦中です
  
                いかい先生より 近江と文学と題して

                 近江には中世の時代から、数多くの文学史が存在する
    
                    古事記

                    万葉集    万葉集の近江

                    芭蕉と近江

                    能狂言の近江               各項目別に説明と解説を受ける

               芭蕉が近江を題材にした句

                   をりをりに伊吹を見てや冬籠             (彦根市高宮  米原市清滝  長浜八幡宮)

                   ひるかおに昼寝せうもの床の山            (彦根市大堀   床の山)

                   頭布召せ寒むや伊吹の山おろし           (米原市伊吹町上野)

                   行く春を近江の人と惜しみけり             (長浜市酢区会館)

                   蓬莱にきかばや伊勢の初たより            (長浜市慶雲館前庭)

                   たふとがる涙やそめて散る紅葉            (高月町高月)

                   四方より花ふきいれて鳰の湖             (西浅井町塩津浜)

                                 上記の地区に句碑が存在

                  芭蕉は、近江で百以上の句を作っています。また、芭蕉は膳所を故郷のように思っており、縁により
                   膳所の地に遺言によって手厚く埋葬されている。


                  芭蕉の辞世の句   旅に病て夢は枯野をかけめぐる  などの句碑が立つ

                                                 

                                                    新着情報        新着情報

                   ホームページ戻る 近江の文学№2近江の文学№3 近江の文学№ 4