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    口腔ケアの必要性と方法  
  講師:小金沢歯科診療所歯科衛生士  大谷直美 先生  
     
  1 話す、食べる、息をするの口腔機能は、口腔すべての部位の協調運動によって行われていて、口のそれぞれの場所(口唇、頬、舌、上あご)にはいろいろな役割がある。

  また、歯は、虫歯や歯周病によって亡くなってしまうことから、日頃から正しいブラッシング、食事やおやつをしっかりかんで食べる、フッ化物の利用、定期的に歯科検診を受けるなどして、予防する事が大切である。

2 年を重ねるごとに、
   ・ かたいものが食べにくくなった
   ・ 飲み物や汁物などを飲むとき、むせることがある
   ・ 口がかわく
   ・ 食べこぼすことが多くなった
   ・ 食事に時間がかかる
  などの症状が出てきて、ほおっておくと誤嚥性肺炎になりやすくなってしまうため、食べる力を引き出し、正しい姿勢で美味しく口から食べることが大切である。

3 口腔ケアの目的は、誤嚥性肺炎・感染症の予防、口腔疾患(むし歯、歯周病、口臭)の予防、口腔機能の維持・向上、食欲増進、手指のリハビリテーションを促す、生活のリズムを整えるためで、口腔機能の維持・回復のため口輪腔筋を鍛えるための、パタカラ体操、舌の体操、早口言葉などを習った。

  
   
口腔筋を鍛える

パタカラ体操、舌の体操や
早口言葉を実践しました。

     
口腔機能回復向上訓練
     
     
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