BACK  高齢期のこころとからだの健康 2
   
  講師;北村隆子先生(敦賀市立看護大学)      草津校の介護実習室    
  1.老化と食機能の変化      
     
  

高齢期になって、臓器の劣化’変化9が起こり、機能低下や機能障害になりやすい。口から食べることは、生存するに必要な栄養の摂取と生活の楽しみ「食楽同源」である。脳への刺激と 内臓への刺激により体が活性化する。
摂食・嚥下の仕組みを学び、嚥下障害などに対する介護の方法を学びました。食形態、食事の姿勢(体位)、自助具野の様々を見せていただきました。

   
  2 食機能の変化への対応(実習)     
     

    

    

 プリンなどを、介護ベッドに寝ながら頭を起こす角度を30度、60度と変え、食べやすさ、食べさせやすさを実践体験し、介護人との信頼関係が、安心感を与え口に入れるものもよりおいしく感じます。向きはどうか、量はどうか、距離はどうか、角度はどうかなど親身になって対応する必要があります。
   
      

 滋賀県福祉用具センターでは、食に関する自助具の様々を手に取り使い方の説明を受けました。介護用品が700点以上展示してあり、見て触れて体験してみました。次回の講義には、排泄関係を学びます。
 
   
    

  
昼食を、草津校の「だいずや」でいただきましたが、それぞれ自分で食べられることの幸せを一層感じました。
    
   
   BACK   このページのTOPへ