BACK    超高齢社会における住環境
過ごしやすい住まいとは?
   
  講師:宮本雅子先生(滋賀県立大学人間文化学部教授)     
     

  

5歳以上のいる世帯の構成は、夫婦二人のみの世帯と単独世帯が増え、子ど夫婦との同居世帯が年を追うごとに増えてきている。結婚し他ことのない50歳に割合は男性で25%女性で15%になっている。
こうした背景からみても、高齢者の住宅環境は課題を抱えている。敷地が狭い。道路から床面の高低差が大きい。宅内に段差が多い。通路が狭い。部屋が狭い。
これらがバリアフリー上の問題。


 高齢者の住宅内事死者故は、交通事故死より多い。転倒・墜落が15%、不慮の溺死・溺水が41%、風呂でのヒートショック死も多い。

 住宅改造への助成事業があるが、介護の必要性の状況変化に対応できる万能改造はなく、助成も1回きりのため申請時期に課題が残る。

 改造事例を見せていただきましたが、失敗事例などみて考えさせられました。
   
     

ごしやすい住まいについて学習しました。加齢に伴い温度変化識別能力は個人差があり5度の変化に感じない人から1度程度でもわかる人まで様々。高齢者が快適に感じる温度は一般と変わらず冬は22~24度。夏は一般より低めにして熱中症対応とする。
冬を暖かく過ごす工夫。夏を涼しく過ごすための工夫。について学び、
OMソーラー・ハンドリングシステムを取り入れた事例。
スマートハウス。
LCCM住宅。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス) などの事例の説明を受けました。


   
 





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