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~認知症ケアと回想法~
   
 次へ 講師:杉本学士(社会福祉法人 虹の会)     
 

 病はストレスから。ストレス解消は脳をイキイキ活性化させることが大事。
 昔の思い出を語り合うことで脳は活性化する。
・・・・回想法

回想法は
、参加者、実践者の双方にメリットがある。
 参加者には、脳が活性化し、介護予防や認知症のケアに効果的。
 実践する人も、高齢者との語り合いの中から様々な話題に対応できるようになり、コミュニケーション力UP!若年者と高齢者との共通の話題として会話が続けられる。

 
回想法は、介護現場・地域サロンで実践できる。

 
回想法の実践では、高齢者が教える立場になれる。主役になれる。自己肯定感が自覚できる。役割が自覚できる。サロンのお客では終わらない。社会参加していることを自覚できる。居場所が分かる。 
   
     思い出を引き出すモノ
昔の写真、おもちゃ、絵、民具、歌、音楽、食べ物、など五感の記憶を呼び戻すと効果的。
他にも農業体験、小学校の思い出など
 
 回想法の初体験として、先生がリーダーとなって、「私のお国自慢」をテーマに、順に語りました。

  
   
   (子どもの行水)
回想法で利用できる写真は、市販されている。
多くの写真を講義で見ました。昔の日常生活の様子、懐かしの歌手とヒット曲など
 
昔の生活の苦労が想像され、履物、衣服、家屋、竹や木材の民具、髪型、などを見ると、音や匂い、温度や風を感じられます。
懐かしの歌手やヒット曲の写真からは、思わず口からメロディ-が出ます。


 

 2グループに分かれて、
   
①子供の時の遊び 
  ②青春時代の好きな歌手や曲 
  ③学校の先生の思い出
  ④子供のころのおやつ

 についてグループワークを体験します。


 イナゴを食べたかの話題から、
「コオロギ」50匹をこね入れたコオロギ色の板状の食品を食べました。甘味がつけてあり、香ばしい不思議な味です。 
   
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