top
     





中山道が彦根道と交わる地点に設けられた道標
 文政10年(1827)
 
鳥居本宿のあらまし

 朝鮮人街道、北国街道の分岐点でもある鳥居本宿は江戸から63番目の宿場町で、ここの名物、赤玉神教丸、合羽、すいかは、「鳥居本宿の三赤」として知られていました。

 しかし、合羽は戦後まもなく製造されなくなり、鳥居本すいかも皮が厚かったことが不評で、姿を消してしまいました。唯一、万治元年(1658)創業の赤玉神教丸は多くの人びとに親しまれている胃腸薬として健在です。 

 彦根城築城前の佐和山城の城下町の歴史や東山道※@の宿場「小野」※Aなどの歴史がのこっています。

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
  
 
「本家合羽所 木綿屋 嘉右衛門」と書かれた道中合羽形の看板
   

もと天台宗の寺院。明暦
(めいれき)2年(1656)に改宗して浄土真宗本願寺派。        
「法海坊の寺」
 7代住職法海寺了海
(りょうかい)が、江戸で梵鐘制作の勧進を行う。新吉原の遊女である花里・花扇(はなざと・はなおうぎ)姉妹らの帰依・寄進によって梵鐘が完成。梵鐘には姉妹ら多くの寄進者の名と明和6年(1769)の制作年が刻まれている。

 のちに初世奈河七五三助
(ながわしめすけ)作の歌舞伎「隅田川続俤(ごにちのおもかげ)」として上演され、4代市川団蔵(だんぞう)らが好演。もっとも、歌舞伎の法海坊は遊女との恋に溺れる破戒僧として演じられている。
               

 

「近江國輿地志略(おうみのくによちしりゃく)※B」は
 「古昔一学生ありて、京師に学,半途にして去って此を過に、老嫗
(ろうう)の鉄斧をするにあへり。学生何の為に斧を磨やと問えば、老嫗こたふるに、この鉄を磨て鍼(はり)とせんと云う。

 学生驚いて我志のたらざることを恥、亦京師(
けいし)に行て学び業を立たり。是よりして、此嶺を磨鍼巖と云うとはいへり。」と、 若き日の弘法大師苦行の話をのせている。
 






登録有形文化財※4

鳥居本宿 3軒登録


百々家住宅主屋

登録有形文化財(建造物)

寺 村 家
W,Mヴォーリズの設計で昭和12年に建てられた。 近くに本陣の門扉が残る。登録有形文化財(建造物)
 


旧庄屋 成宮家

登録有形文化財(建造物)
  





























     



 東山道※@   東山道(あずまやまみち)は、古代の律令のよる官道の一つで、。延喜式に依れば近江国勢多駅を起点とし、美濃国・信濃国・上野国・下野国を経て陸奥国に通じていた。 ア・そうゆうこと、解ったから元に帰る           wikipediaより


小野宿※A     鎌倉時代に阿仏尼(藤原定家の子)が書いた『十六夜日記』や『太平記』『実暁記』では宿場としての小野の地名を見ることができます。中山道の原型は古代最大の幹線道路「東山道」であったと推測されており、小野は早い時代から宿場の機能を果たしていました。原から小野の集落に入る街道の傍にたたずむ小さな祠の中には小町地蔵とよばれる1体の地蔵さまが安置されています、この祠は小町塚と称され小野小町伝承を伝えています。京都から北陸・関東へ往復していた当時の公人たちが小野宿にたびたび宿泊していたことから生まれた伝承であろうと考えられます。小野小町に関する伝承地は全国に25ヶ所以上存在し、絶世の美女であったといわれるだけにその伝承も多いのです。 サンライズ出版  近江旅支度より転記   解ったから元に戻る                      wikipediaより

 ※B「近江輿地志略」は、享保8年(1723)膳所藩主本多康敏の命をうけて藩士の寒川辰清(さむかわたつきよ)が編纂に着手し、享保19年に完成した近江国の地誌。全体で101巻100冊からなり、近江国の概観からはじまり、次いで村毎に名所旧跡・寺社等を紹介し、最後に「人物」や「土産」などのテーマ別の内容を盛り込む。100巻の内6巻を欠くが、蔵書印から藩庫にあったことが知られる。滋賀県の基本地誌の原本として、極めて貴重である。                                解ったから元に帰る          wikipediaより

 ※4 登録有形文化財とは。(とうろくゆうけいぶんかざい)は、1996年の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことである。登録対象は当初は建造物に限られていたが、2004年の文化財保護法改正により建造物以外の有形文化財も登録対象となっている。登録物件は近代明治以降)に建造・製作されたものが主であるが、江戸時代のものも登録対象になっている。                           解ったから元に帰る                wikipediaより