本陣・脇本陣
本陣とは公家、大名、公用で旅する幕府の役人などが宿泊するための施設で、参勤交代の時に多く利用されました。本陣の予備の宿舎が脇本陣です。
参勤交代で大名が泊まる施設のことで本陣一軒、脇本陣二軒を有した大きな宿場町でした。
高宮宿の犬上川にかかる無賃橋
中山道が犬上川を横切る場所は、以前は橋のない川で歩いて川を渡りました。出水時には有料の川越し人がいました。明和4年(1767年)に仮橋を架けたそうですが、増水や急な出水で橋板が流されたときは依然として川越人足に頼っていました。
天保2年(1832年)無賃橋が架橋される。 彦根藩が、藤野四朗兵衛が近隣の豪族商に命じて
広く募った義援金で架橋。
天保3年(1833年)高宮宿有志、高宮橋株を彦根藩から買い取り、無料通行が実現されました。
|