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          庭園は、典型的な江戸初期の作風で、清滝山の自然林を背景に、それに続く自然の地形を利用した谷筋が、築山左右の南と北に作られている。この南側奥には滝石組があり、山裾に設けられた広い池には、二組の岩組がある。  「青龍の庭」と称されたこの庭園は、南岸に岩山を作り、目立った立石を据え、築山の上に雪見灯籠と五輪塔また北岸には山灯籠を配するなど、護岸の石組みと共にどことなく野趣が感じられる。客殿南東にある手水鉢は八角形のどっしりと風格がある。 
  このお寺は「檀家」というものが無いお寺ですから、葬式、法事というものも日常的にはありません。しかし、お寺の存在意義というものを考えるとき多くの人に集まってもらえる場所にしたいと考え、建物もそんなことを意識して作りました。 
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