盆栽の管理 鴨の里 盆梅展

昨年末に作成した松竹梅の寄せ植えも、松の内を過ぎると見向きもしなくなり、枯らしてしまう人がいるそうですが、その頃には鉢を屋外に移し、花が終わった梅は数芽を残して剪定しましょう。3月下旬から4月上旬までに梅や松は別々に鉢に植えましょう。その時、根についていた土は落としてきちんと管理すれば、来年また寄せ植えができます。又、針金や紐を使って木を鉢に固定し、盆栽として管理していくこともできます。
 午後からは、みぞれ混じりの天候の中、数台の車に分乗し盆梅展会場へ向かいました。米原市のグリーンパーク山東で開催されている「第35回 鴨の里盆梅展と幸福を呼ぶおもと展」を見学しました。地元盆梅愛好家30名余りが、丹精こめて育て上げた盆梅を一堂に持ち寄り開催されているもので、推定樹齢300年の老木を含めて、300鉢余りの中から厳選し、入れ替えを行いながら常時約百鉢を展示されています。他の盆梅展とは違い、会員それぞれが独自の方法で育てており、様々な個性や思い入れにより、面白みのある作品が並んでいました。