剪定実習 滋賀県立消防学校
初めての剪定実習です。最初に実際のドウダンツツジの枝を使って、北村先生から剪定時の注意事項を伺いました。
そして以前、授業で習ったことは下記の通りだったと思います。
 ・均等に太陽光が当たるように剪定する。光の当たらない枝はやせ細り枯れていく。
 ・枯れ枝を切る
 ・上を向いている枝、内側を向いている枝、平行に伸びている枝、交差している枝や徒長枝を切る
 ・何年前の樹形に戻すのかを考えながら切る
 ・葉のない枝は枯れる。芽の出る位置を確認しながら切る位置を考える。
 ・最初から下の方の枝は伐らない。
この日は風が冷たく剪定作業は午前中で終り、午後からは安土城内にある摠見寺の庭園の整備活動をされている37期園芸学科「園友会」の方の案内で庭園を見学させていただきました。
奥庭園は石垣に使う岩を採掘した跡に作られており、泥等に埋もれていた背景や池の底の大きな岩盤が蘇り、岩肌が見事に浮かび上がっていました。
摠見寺は天正年間に安土城築城に伴って、織田信長によって城郭内に建立された寺院です。しかし安政5年、本堂など主要な建物のほとんどを消失し、昭和7年、安土城大手道の徳川家康邸跡に借り本堂を建て、現在に至っています。