校外学習(安土城跡)  令和7年5月13日(火)10:00 現地集合 快晴
                                 北近江文化学科講師 中井 均 先生 戻 る
 46期北近江文化学科生は先月の小谷城小谷城跡に引き続き、講師の中井先生指導のもとに
「安土城跡」の校外学習に出かけました。安土城は城域のほぼすべてを石垣によって築かれ、
織田信長は、巨石を用いた居城を造り、戦国時代の土の城に代わり「見せる城」としてこれまでに
ない日本城郭の革命的変化をもたらした。
 安土城は、外観が五重で、内部は地下一階、地上六階の天主が造営された。1576(天正4)年
に築城に取り掛かり、1579(天正7)年に天主が完成しました。しかし、3年後の1592(天正10)年に
明智光秀による「本能寺の変」が勃発し、僅か3年で天主は炎上、焼失してしまいました。
 城郭の学習(見学)は、①大手道、②伝秀吉邸跡、③伝織田信忠邸跡、④伝黒金門跡の石垣
⑤二の丸跡及び石垣、⑥本丸跡、⑦三の丸跡、⑧天守台跡を見学した。
 午後からは、⑨総見寺跡、三重塔、⑩仁王門、⑪百々橋、⑫セミナリオ史跡公園を見学して、
一日の学習コースを見て歩いた。
 安土城の最大の特徴は、石垣、金箔瓦、天主が存在したことにあり、金箔瓦は文様の凹部に
金箔を貼ることにある。安土城築城以前の観音寺城でも石垣によって築かれているが、発掘
調査から瓦がまったく出土しておらず、安土城では大量の瓦が出土してるのが特徴である。


安土城 入山 ~ 大手道へ 伝羽柴秀吉邸跡

 
46期生 全員参加・集合写真

  
巨石を用いた石垣 見せる城造り

  


  

仏跡 織田家の墓
  

  
天主閣跡へ

  
総見寺跡から西の湖を望む     総見寺山門・仁王像(創建当時のもの)

   
セミナリオ公園跡