46期北近江文化学科生は、桜の花が満開になった快晴日に、講師西嶌・福永先生指導のもと
「郷土理解~北近江の観光資源とボランティア(3)」の校外学習に出かけました。
受講者一行は、午前10時に高月駅東口前に集まり、約1km程歩き「高月観音の里歴史民俗資料
館」を訪れた。民俗資料館で説明を受けました。湖北地方は、奈良や京都と結ぶ琵琶湖の交通の
要衝として位置し、8世紀以降、己高山を中心として仏教文化が栄えました。
また、観音像が多く伝わることから「観音の里」と呼ばれています。
古代から山岳信仰の聖地として崇められてきた己高山は、奈良や北陸、比叡山の各仏教の影響
を受け、観音信仰を基調とする独自の文化を構築して来た所です。現在も観音信仰はこの地に息
づいており住民は自分の村の仏像に対し誇りと親しみ愛情を持って手厚く守っているとのことです。
続いて、国宝十一面観世音「渡岸寺観音堂(向源寺)」を訪問した。9世紀中頃に僧泰澄により
祈願をこめて十一面観音を刻んだと言われています。十一面観音像は、頭上に十又は十一面の
小面を持つ変化観音であり、十一最勝神(シヴァ神)との交渉により、多面に亘る救済化益の観音
として説かれたものと思われます。像高は頂上面を除く約1.95m一木彫成で冴えた彫の美しさを
あらわし、腰をわずかにひねるかのような豊麗な姿態に、仏身ながら官能的な量感を感じさせます。
渡岸寺観音堂庫裏で昼食を頂き、地元の方から説明を受けた。
午後からは、江戸時代中期の朝鮮通信使として随行する儒学者で、高月町雨森出身者の「雨森
芳洲(あめのもり ほうしゅう)東アジア交流ハウスを訪ね、1年後期に学んだ平井茂彦先生(元雨森
芳洲館館長)から説明を受け、15:00に高月駅に戻る行程をみんな元気に一日を過ごしました。
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