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春の菜園に向けて
2023年2月8日(水)  (講師)  松原 治夫 先生
   
   
松原先生から、自家製の菊芋と干し柿をいただきました。
菊芋はスライスし、かんたん酢に3日間漬けたもので、干し柿と両方おいしかったです。


 
野菜の種類と分類
  • 野菜は、園芸野菜と農作物に分かれる
  • 野菜は何科の野菜かによって分類され、同じ科の野菜を同じ場所に続けて植えると、連作障害が出やすい。
  • 何科に属する野菜であるかを把握することが重要である。

連作障害対策
  • 同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えない。
  • 堆肥や腐葉土などの有機物を土に多く混ぜる。
  • 天地替えしを30㎝ぐらいの深さまで行う。
  • 苗は接ぎ木が良い。
  • 策付けプランを立てて、計画的に配置を行う。 

土つくり
  • 有機物、石灰、化成肥料の散布を行う。
  • 元肥には、有機肥料が好ましい。また、チッソ、リン酸、カリの3要素が同じ配分の肥料がよい。
  • 土質をチェックする。砂質は水はけがいいが、保肥力が弱いので、有機物を多く施す。粘質は水はけが悪いので、砂を入れる。
  • 酸度測定器で、土の酸性度合(PH値)を調べる。PH値の7が中性で、値が小さいほど酸性度が高く、値が大きいほどアルカリ度が高い。
  • 野菜によって、好む酸性度が異なるので、石灰(アルカリを含む)を散布することで、土質を変える。
  • 苦土石灰は、マグルシウムが含まれており、55%のアルカリ分が含まれている。消石灰は65%のアルカリ分が含まれている。

 
 
     
プランターによるじゃがいも苗の育て方

種芋は早い時期に芽が出ているいもを購入しておく。
春は「北あかり」 秋は「デジマ」が育てやすい。
種芋を芽を上にし土をかけ、マルチをかける。
芽が15㎝から20㎝になったら、種芋から芽を外す
外す時、上に引っ張らず、横にはがす。 
 苗を畑に、5㎝ほどの深さで植える。
芽出しすることで、たくさんの苗を作ることができる。


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