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校外学習(剪定実習) 青岸寺にて


2022年10月7日(金) 

講師  北村 正隆先生


青岸寺のご紹介

     
青岸寺は、600余年前佐々木道誉によって創建され、江戸時代始めに井伊家により再興され禅寺(曹洞宗)となりました。  永和元年(1375年)佐々木六角氏頼により金剛仏師讃岐法眼尭尊に刻ませたのがこの木造聖観音菩薩座像です。  山麓を利用した回遊式枯山水の庭園は国指定の名勝であり、水流をあらわす白砂のかわりに杉苔が石組みの間を流れるように埋め尽くされています。特に雨上がりには、しっとりと梅雨を含んだ庭一杯の苔が一層の趣きで見る人の心をうちます。 
     
 和洋折衷の灯篭「織部灯篭(キリシタン灯篭)」 大橋文夫氏の陶あかり  早川鉄兵氏の切り絵障子 

庭園について

     
1000㎡にも及ぶ広い庭園一面に、多数の石が豪華に配置されている。右手奥の高所に三尊石を兼ねた二段構成の枯滝石組を力強くくみ上げている。滝組から水がほとばしり、中央の池に流れ込み、ゆったりとした大海に変わっていくようすが、石組と苔組の出島が配置されている。
長年の間、創建当時になかった木や苔をどのようにして当時の状態に戻すかが難しいところである。 
 北村先生から庭園の説明を受け、熱心に聞き入っている。 庭園の配置図とその説明文 


剪定実習

     
     


剪定前

     

剪定後

     


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