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 春の家庭菜園 植え付け(実習) 
 2022年5月17日(水) 講師 松原治夫 先生 


春の家庭菜園 植え付け(実習)

 植え付けするのは、
  接ぎ木苗  トマト(フルティカ)4本、米なす(黒ワシ)3本、とうがらし(甘とう美人)6本
  種まき   小松菜、チンゲンサイ
です。
   
塊の土を細かく砕く 苗を仮置きし位置を決める ポットの上と土が同じ高さになるよう穴を空け、まず水を十分やる。
 
苗を人差し指と中指ではさみ、逆さにしてポットを外す 植穴に苗を植える 3回に分けて散水する
   
皆で手分けして植え付ける。  接ぎ木の位置を確認  苗の横に支柱を立て、ひもで指2本分ぐらい間をあけて2回ほどねじって誘引する
枝の3分の2の高さで誘引する 
     
端からトマト株は脇芽を取ったもの、残り2株は脇芽を残した苗  両脇からマルチをかけ、押さえる  ガス抜きと水の吸引口のため、苗の両側に2カ所づつ、移植ごてを穴を空ける
   
防虫ネットを周囲に掛ける  防風用のビニールを掛ける  上に防虫ネットをかけて完成
水やりは、ネットの下を持ち上げて散布する 
     
種まきの溝を筋に掘る 筋に水を散布する 溝に1㎝間隔で樽をまく
種は小松菜とチンゲン菜
   
種の上に培養土を散布する 乾燥防止の為、もみ殻をかぶせる 水を十分に散布する
 
防虫ネットをトンネル状に覆う 完成です 空いたところら防草用のマルチを敷き詰める


植え付け後の留意事項


水やり
  • 植え付け後は、1週間から10日水をやらない。以降は1週間ごとにやる。実がついてきたり、茎が大きくなれば、多めに水をやる。
  • 気温が高くなったり日照りが続いたときは、3~4日でやる。 
  • マルチの中が乾いていればやる。
  • 1回の水やりを3回に分けてやる。トマトは実が付き始めたら、水を控え、雨水除けをする。
  • じょうろはハス口を下にする。ホースでの散布は勢いを弱めにする。
  • 根元にやり、葉にはかけないようにする(水滴に日が当たり、葉に斑点がつくため)
 
肥 料
  • 植え付け後、2週間経過したら施肥する。その後は3週間ごとに施肥する。
  • 肥料はダイナミックスをペットボトルのキャップ2~3杯程度施肥 
  • なすびは、水と肥料をしっかりやる
  • 肥料は、根本でなく、1回目は株と株の間に、2回目は株の横に、3回目は株の外側の穴にまき、よく土と混ぜる

自然農薬の作り方
  • 酢50ml、焼酎50ml、にんにく4片、タバスコ30mlの割合で原液を作り、100倍に薄めて、虫が出る前に全体にスプレー等で散布する。
  • にんにくはすりおろし、袋に入れて絞って液をとったものを使う。
  • 苗のうちから散布し、1週間ごとにやり、1カ月半続けて散布する。1シーズンで使い切る 

植え付け後の整枝


   
なすの整枝(2本立ての場合)

  • 最初は、ある程度脇芽が延びるまで、様子を見る
  • 一番花のすぐ下の脇芽を伸ばして、本枝と2本立てにする。(三本立ての場合は一番花の上の脇芽も伸ばす)
  • 2本の枝が伸びたら、他の脇芽は摘み取る
  • 下の双葉は摘み取る
  • 支柱は枝に沿うように斜めに立てて、枝を誘引する

 
トマトの整枝(2本立ての場合)

  • 最初は、ある程度脇芽が延びるまで、様子を見る
  • 一番花のすぐ下の脇芽を伸ばして、本枝と2本立てにする。
  • 2本の枝が伸びたら、他の脇芽は摘み取る
  • 下の双葉は摘み取る 
  • 枝に平行に2本支柱を立てて、枝を誘引する
ピーマン・トウガラシ・万願寺
  • なす、トマトと同様に一番花の上下の脇芽を伸ばす
  • 枝か増えて重なる場合は、少し日が当たるように剪定する

きゅうり

  • 親づるの下から5~6節までの側枝を摘み取り風通しを良くする
  • 水は欠かさず散布する



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