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春の家庭菜園

土作り・植え付け準備(実習) 
2022年03月30日(水)  講師  松原 治夫 先生 


土作り・植え付け準備(実習)

     
農地をお借りしている地主の草川さん
(レイ大第32期生) 
サポートいただている若狭さん  松原先生から作業段取りを説明 
      
 今日散布する牛糞、鶏糞、ヨウリン、苦土石灰
     
最初に牛糞を散布 次に鶏糞を散布  牛糞3袋 鶏糞3袋に対し、ヨウリンを2袋散布
     
苦土石灰を散布
本来は有機肥料を散布後、植付10日前に散布する 
粘性のある土には、もみ殻を散布すると通気性がよくなる  畑をよく耕す
矢野さん、手慣れたものです 
     
 粘性が強い場合は、もみ殻で調整する  作ろうとする畝幅をひもで目印する  畝の周囲に水はけをよくするための溝を掘る
     
 畝の上面を平らなする 黒マルチをかけ周囲を留める  マルチに有機肥料のガス抜きと水分補給のため、スコップで穴をあける 



講  義


 
栽培のポイント

今日は実習日数も限られているため有機肥料と苦土石灰を同時に散布したが、本来は、
 ①植え付け1週間前に化成肥料
 ②植え付け10日前に苦土石灰
 ③植え付け3週間以前に有機肥料を散布するのが望ましい 

連作障害対策
 ①多くの有機肥料を散布し、十分耕す
 ➁苗木は接ぎ木を選ぶ

追肥
 苗を植えてから1回目は15日~20日後、2回目以降は3週間後ごとに施す。
 追肥は元肥+3回まで
トマト
 2本立ての場合、下のほうの分け木を伸ばして2本立てにする。それより上の分け木は取る。トマトの実は葉3枚間隔で成り、8月中旬まで収穫する場合は、7月中旬に摘芯する。

なすび
 苗を植えてから10日程度は水をやらない。
小さい苗の時は水を少なめにし、成長するにつれて水を多くやる。
秋ナスを8月下旬に採るには、7月下旬に剪定する。その時点で成っているナスは小さくても収穫してします。3本が枝分かれしている所から葉2枚を残し、2節目を切る。
剪定日は十分肥料を施し、水を欠かさない。
 

かぼちゃ、スイカ
 5~7節残して、その先は切る。  



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