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地球温暖化とびわこ地球市民の森

森の手入れ作業

令和4年2月4日(金)
   
(講師) 森づくりセンター

所長  江見 和綽 先生 
講師のお二人と43期園芸学科の生徒 
 

【びわこ地球市民の森】

 この地は、天井川であった野洲川の河口部にあり、洪水対策の治水事業により、廃川敷となったところです。
 滋賀県は、この河川敷42.5haに皆で木を植え、多くの人に親しまれる森づくりを行い、平成25年には、延べ46,000人で16万本の苗木が植え付けが終了しました。
 滋賀県は、この地を地球温暖化防止の一つの布石となり、地球環境を理解してもらえる一つの象徴として、世界に向けて発信する舞台としました。
  
   
【授業内容】

・地球温暖化のメカニズムと予想される温暖化の影響

・気候変動に関する政府の取組みと私たちにできるSDGsと温暖化対策

・森林の役割、日本の森林保全対応、滋賀県の取組み

・びわこ地球市民の森のコンセプト、森づくりサポーター活動と利活用

             について学びました。 
 
外に出て江見先生から、「びわこ地球市民の森」の概要を説明いただきました。

・在来種の木々の中に、3年前に外来種の「オオバナミズキンバイ」が見つかり、ボランティアの協力をいただき、駆除したのですが、完全に駆除するのは難しく、今年の夏も発生しそうで苦慮されていました。



校 外 学 習

実習「植栽地の間伐・枝落とし・つる切りなど」

     
(講師) 樹木医 平塚 英史 先生  平塚先生から、間伐材の切り方等の作業説明を受ける いざ、間伐材の伐採作業開始
     
2~3人づつに別れて作業  倒す側に2本の切り口(スイカ型)を入れ、反対側から切っていく。  今日一番の大木に悪戦苦闘 
     
細い枝は切り、太い幹を残す  切り取った細い枝は、1個所に集めることで虫が発生し堆肥化する  太い幹は、シイタケ栽培等に利用する 



一輪挿しづくり(お土産)

     
 平塚先生から、竹の特徴と一輪挿しの作り方を教えていただきました  各自、一輪挿しづくり開始 
     
 まっすく竹を切るのに手こずりながらも、楽しい時間でした できあかがり 


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