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おいしい果樹の育て方

 ~苗選びと植付け・施肥・かん水及びポット栽培~
  

講 師   松原 治夫 先生
 
 ◇今の時期(冬季)にできることを中心に話されました。
・先生が自宅からポットを持参され果樹の大きさ毎に用いるポットを説明されました。
・苗木選び、鉢植えの植付け、肥料と水の与え方、整枝剪定のポイントを順をおっての講義でした。
※先生が育てられているいちじく、ブルーベリーの事例を用いて説明されました。
間違えない苗選び 環境づくり
   
 ・果樹は2品種を植える。
  キュウィーはオス、メスがあり、オスの生育は速い。
・コメリで購入する際、実がついている苗があるが、実が付いていると3年以上経過している。購入時、実が付いていれば取り除くこと。(そのままにしておくと翌年は実がつかない)
・接ぎ木は、まっすぐの苗が良いです。
 ・鉢底石は、発泡スチロールをネットに入れ、底石とする。
(ネットに入れることで根が巻かれても取れやすくなります。)
・先生が、ポットのいろんなサイズを用意してくれました。
一番大きいものは65リットルサイズがあります。
 鉢植えの植付け 肥料と水の与え方
      
  ・鉢植えの土は、培養土と畑の土でもよく、腐葉土、赤玉、培養土を混ぜても良いです。
 ・植付けは、休眠時期の2月~3月が適し、冬場は元肥一発でいいです。
・水やりは、3:3:4で3回に分けて行うのが良いです。
・ポットに一杯土を入れるのではなく、ウォータースペースを設けること。
・肥料のやり方は、畑の成分の関係もあり、書いている通りが絶対値ではありません。
・石灰を撒けば、即耕する。撒いたままでは、塊となりむらができます。
整枝剪定のポイント  
   
 ・花芽の付き方を知ること。
・混合花芽(カキ、栗、かんきつ)では、先端に花芽が付くので余り先端は切らない。
・純正花芽には、ビワ、ブルベリーがあります。
 


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