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花の育て方・管理の基本

~ペットボトルで花を育てよう~
 
令和3年11月12日(金)  (講師)  元長浜農業高校教員

沓水 節夫 先生
 

①植物のライフサイクル
 一年草は種をまいて1年以内に花が咲く。
二年草は栽培期間が12カ月以上。
多年草ははっきりした定義はないが、菊、ラン、球根植物など、何年も生き続ける植物で、トマトでも5年ぐらい収穫できる。

②葉や茎はどのように成長するか
 二酸化炭素と水を吸収し、光エネルギーを使って糖と酸素を作り出す「光合成」の働きで成長する。牛は200ℓの胃をもち、胃の中で発酵させCO2を多く出す。

③根は切ってもいいか
 根は切っても新しい根が再生する。1株のライ麦は根が300KMにもなる。

④植物と水
 水やりは朝0時までにまくとよい。日中は光が強く光合成しない。夜に成長するので水は控える。じょうろのせんたんをはずし、ハス口を直接葉に当てずに根本にやる。

⑤肥料
 チッソは成長させる。リン酸は花をつける。カリは強くする。この三要素の配分と量を決めて施肥する。  


(1)ペットボトルを利用したハイドロカルチャーづくり                                                         

     
 材料は、プランター培養土、バーミキュライト、ピトモス、オリヅルラン、ヘデラ、2リットルペットボトルと不織布
     

 オリヅルラン、ヘデラの土をよくほぐして取り除く。長い根は切る。

 ペットボトルを半分に切り、キャップ側に不織布が下に10㎝程度出るようにし、培養土2杯、バーミキユライト1杯、ピトモス1杯を入れ、植物を包み込むように植える。
 ペッボトルの下側に水をいれ、植物にたっぷり水をやる。ペットボトルを上記のようにつないで完成。



(2)苔玉づくり                                  
                                              

     
 材料は、ケイ土、赤玉、テーブルヤシ、みずごけ、苔、手芸用テグス
     

 テニスボール大の大きさのケイ土と少しの赤玉を加えこねる。かたい場合は水を少し加える。

 こねた土をおわん型にし、中に培養土を少し入れ、植物をいれ包む。その周りにみずごけをテグスでまき、その上に苔を同じくデクスで巻く。

たっぷり水をやり完成。


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