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秋の家庭菜園

土つくり、植え付け準備(実習) 
2022年9月6日(火)   講師 松原治夫 先生


土つくり、植え付け準備(農園で作業)

秋の野菜を植える準備を行いました。
今年度の秋野菜は、従来通り路地で栽培する野菜と、新たにプランターで野菜を育てる方法の2通り行うこととなり、
両方の植え付け準備を行いました。
      
ブランター用の土は、培養土 4、赤玉 2、腐葉土 1.5の割合 土をよく混ぜる
       
混ぜた土をプランターに入れる
上5㎝程度残す
路地用の土は、石灰、鶏糞、化成肥料、ヨウリンを使う
     
石灰の巻き具合 土をよく耕す、特に大根等の根菜類を植える場所は、スコップが全部土に入るぐらい深く天地かえしする
     
管理機で細かく耕す
Hさん、いつも管理機持参いただき大助かりです
もみ殻をまく。
ただし根菜類には又根の原因になるのでまかない
細かく耕し完成
     
次週、植付するまでマルチをかける、草が生えないことと、肥料の粒が解けて土にしみる 溝をふさぐため、Kさんがパレットを用意していただきました プランターにもマルチをかけ、土つくりは完了


種まきの仕方(講義)

 
種まき (中写真)
  • ブランターには、白菜、ブロッコリーを植える。9月いっぱいは虫がつきやすいので、支柱を立てて防虫ネットをかける。
  • 種まきする場合、直前の肥料まきは又根の原因になるのでさける。5日から1週間は空ける。
  • 種まきする際、まず多めに潅水し、種をまき、覆土し、軽く潅水し、もみ殻をまき、潅水する。
  • 大根は2筋に、2粒づつまき、15㎝から20㎝空ける。覆土は種まき培養土を使う。
  • マルチを使って大根を植える場合は、マルチカッターで穴をあける。

病害虫
  • 根こぶ病 (下の写真)
  • 日中は葉がたれて元気がないが夕方になると元気になり、最終的に枯れてしまう。
  • 一度、根こぶ病になった畑には土を動かさず、「根美人」をやる。スコップや鍬を介した他のところに広がっている可能性があるので、全体に黄色くなるぐらい散布する。同じ作物は植えない。
  • 代わりに病気に強い作物を植える。
  • マリーゴールドを畑に植えることで、害虫が付きにくい。


「かぶ」の種まき
  • 野菜は日当たりが良く、土壌がよく、風遠しが良いと良く育ちます。
  • かぶの種は、「耐病ひかり」をまく。根こぶ病やアブラムシが発生しないよう連作を避ける。
  • 堆肥は完熟したものを施す。
  • 石灰と堆肥を同時にまくと、ガスが発生するので、間をあけてまく。
  • 種まきは2㎝~4㎝間隔でまき、本葉がでて1株間引く。
  • 種は競争させるほうがよく成長する。
  • 種まきの時に十分に潅水する。ポットの土と畑の土の間を埋めるために潅水する。
  • その後、発芽から1週間から10日後に潅水する。潅水は朝のみ施す。
  • 間引きは、葉が小さい場合は、葉と葉が重なるときに間引く。
  • 間引くとは、上に引くと同時に複数抜けてしまうので、1株を横に引き抜く。


その他
  • 水のやりすぎは根腐れになる。苗はしなっとしてからでも水をやればしょんとする。
  • レタスは高温に弱い。
  • 種は冷蔵庫で保管しても、翌年の発芽率は50%以下になる。
  • セルトレイで育てた苗を引き抜いて、ポットに植え替える。種まき培養土をかぶせ、水をすこしだけやる。
 


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