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剪定実習 (低木類の剪定)

2022年7月8日(金)   講師 北村 正隆先生

場所  雲迎寺(日野町) 
 

雲迎寺とご住職の久志則行様
 
雲迎時

 さつき寺の別称で広く知られる浄土宗雲迎寺は、南にそびえる宝殿ヶ岳山頂に祭られていた神社の別当寺だったと伝えられている。
蒲生氏の支流音羽氏との深い関係を持つ。境内に南北朝時代の貞和5年(1349)の刻銘がある宝とう印塔がある。更に徳本上人名号碑や鉄火裁判記念碑、千体地蔵などがあり、さつきの開花時期は訪れる人が多い。 

北村先生、ご住職、サポート隊9名の皆さんとの記念写真
 


剪定実習

     
花が咲き終わったこの時期が剪定に適している。元気のよい飛び出している枝を元から取り除く。  全体の流れに副って、高いところを低く戻し、低いところは何年かかけて育てる。 正面の庭園は200年を経過しており、回復の望みがない枯れた枝を切るときは、新たな枝の存在を確認するなど慎重に判断する。 
     
剪定は高いところから行う。  刈り込みすぎると空間ができ、再生には2~3年かかる。  高いところから流れるようなつながりにする。 
     
剪定作業の様子  
  剪定BIFORE → AFTER
     
剪定前

剪定後
     
  
     
剪定前

剪定後
     


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