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樹木病害虫の診断と防除 
2022年5月18日(水)  (講師) 田上 知先生 
   



樹木の主な病気と害虫

     
うどんこ病

 葉が白い粉を振ったようになる 
スス病

 カイガラムシやアブラムシのお尻から排泄される分泌物により葉がベトベトになりスス病になる 
 材質腐朽病

 東近江市北花沢のハナノキや多賀大社のご神木「男飯盛木」などが被害にあい枯れた幹からキノコが出たら要注意
     
デング巣病

 木に鳥の巣のような塊ができる 
アブラムシ

 日本にいるアブラムシは700種もある 
カイガラムシ

 カイガラムシは吸汁後足が退化する 
     
カイガラムシ

 よく見かけるカミキリムシ 
アメリンシロヒロリ 

 アメリンシロヒロリ は柿の木などに大量に発生し、葉を食べてしまう外来種
マツクイムシ(マツノザイセンチュウ病)

 カミキリの成虫が若葉の皮を食べるとき、線虫がマツに侵入し樹木内で増殖し木を枯らす
 枯れた木からカミキリの羽化・脱出が始まり半径2㎞以内の他の木に移るためすぐに処分する必要がある 


害虫を食べてくれるテントウムシ

     
日本に180種いて、アブラムシやカイガラムシを食べてくれる益虫です  うどんこ病菌を食べてくれる  野菜などを食べるテントウムシは害虫 


樹木の害虫観察(散策)

     
 害虫ウォッチング ケヤキアブラムシ  モチ病 
うどんこ病   桜の木の害虫


バードコールづくり

     
上不見桜の木を3㎝~4㎝程度に切る  木の中心にドリルで5mmの穴をあける  穴に 6mmのアイボルトをねじ込む
ボルトを回すと鳥の声により似た音が出る


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