BACK


第107回例会

『沖島での懐かしい風景と幻の城郭跡』


主催 レイカディア大学 城郭探訪会
 担当  草津校第43期 園芸学科A・B
2023年7月24日(月)


 
沖島は、琵琶湖のほぼ中央、近江八幡市の沖合約 1.5km に浮かぶ国内唯一の湖にある有人島です。殆ど山林に覆われ、南西沿岸のわずかな平地に軒先を寄せ合うように集落が営まれています。島には車も信号もなく、ゆったりした空気の中に、時折、元気なお婆さん達の話し声が聞こえてきます。 沖島には、頭山城・尾山城・坊谷城3つの城(砦)が築かれたと言われます。南北朝時代に、頭山一帯に南朝方が頭山城を構えたとされ、後ろの坊谷城や尾山城と共に室町時代、戦国時代、豊臣時代と湖上を行き交う船の関所の役割を担ったかと思われます。残念ながら、それらは史跡や資料では確認されず、痕跡と思われるものは、山中の深い草に覆われ、極めて僅かに土塁や石垣らしきものを散見するばかりです。

 当日は猛暑の一日でしたが、暑さに負けず島内をくまなく散策し、懐かしい風景を堪能しました。残念ながら城郭の址は確認できませんでした。


沖島漁港にて ホオジロ広場にて 沖島小学校前にて


 
レイ大貸し切りの第二善通丸 船内の様子 約10分の乗船で沖島港に到着
主催者とボランティアガイト゜さん 沖島の癒し 沖島の移動に欠かせない3輪自転車
 
出発前の準備運動 沖島 願いの鐘 島内はWi-Hiが使える
   
奥津嶋神社

祀神は奥津比売命。藤原不比等の建立
奥津嶋神社の祠 島内は家が密集していて道が狭い
     
眉山への登り口 お花見広場から湖西の山並みを望む 弁財天
     
厳島神社
井伊家の守護の夢枕に沖島の笹岩に移りたいという神様のお告げがあって築かれたとされている
昨年130周年を迎えた沖島小学校
沖島太鼓、遠泳大会、鮒ずし作り体験など沖島小学校ならではの活動がある
以前は佃煮工場の跡を資料館に
島内の暮らしがわかる
 
島内の暮らしや、漁のやり方がわかる 結婚のときは、皆この花嫁衣装を着た
     
鮎やゴリの佃煮や鮒ずしが買える港屋さん
屋根に乗った赤い魚が目印
沖島港とは反対側、比良山系が一望できる 船長さんのご厚意で、伊崎の竿飛びで有名な伊崎寺を見せていただきました。孝さ7mから飛び降りる


BACK