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第99回例会

『観音寺城址と観音正寺』


主催 レイカディア大学 城郭探訪会
 担当    草津校第43期 陶芸学科
びわこ環境学科

2022年11月15日(火)


 
 観音寺城址は、きぬがさ山に築かれた近江国守佐々木六角氏の居城跡(国指定史跡)。築城の年代は定かではないが、戦国時代に六角高頼(1446-1520)が、家臣である伊庭行隆・山内政綱らに命じて築城させたものと伝えられ、以後、山全体に石垣を築いて要塞とし、大規模な山城になったと言われている。登り口より暫し後、きぬがさ山頂上部辺りからは、蒲生野、西の湖、安土山などの絶景が望める。探訪の拠点は、城跡中央に境内を構え、聖徳太子により開創以来1400年以上経る観音正寺(西国32番札所)として、参詣、休憩しました。城跡では、樹間に本丸跡の石垣や石段、平井丸、落合丸、池田丸等の城郭跡が良く残っている。また、籠城に備えた命水や、山上の清水が石垣を崩さないように考えられた石畳の跡などがあり、多くの工夫が凝らされ興味深い。
 当日は天候もよく、西の湖周辺や、大石垣から見る五個荘中山道方面の絶景が見られた。


平井丸虎口の石垣 大石垣


   
文芸の里に集合 ボランティアガイドの皆さん 健脚コースのため、念入りに準備運動
     
JRトンネル上の登り口 西国33所第32番札所の観音正寺
聖徳太子により開創以来1400年以上の歴史をもつ
山城の生命線、井戸跡
     
 本丸の石垣  本丸跡 山城特有の険しい山道 
 
平井丸虎口の石段 池田丸跡 雄大な大垣
     
JR新幹線から観音寺城址が見えるよう木々の伐採を行ない、登り旗を目印に立てている 安土城、西の湖方面の眺望 中山道をはさんで対峙する箕作山
ここに箕作城跡がある


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