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  郷土の庭園鑑賞・桜並木の見学と管理
4月23日(金)  樹木医

北村 正隆さん
川崎 昭重さん
   
 玄宮園の入口 彦根城を背景に魚踊沼と臨池閣(八景亭)  改修中の楽々園地震の間 
午前の部は北村先生による玄宮園の鑑賞。玄宮園は回遊式庭園と呼ばれ、中心の池の中に島や橋を配置して変化にとんだ景観をつくっている。特に鶴島と呼ばれる中之島の景観です。中央に低く広がった松が配置され、囲むように変化にとんだ大小の石組がダイナミック な景観となっている。残念ながら八景亭からの景観を見ることができなかったのが心残り。玄宮園に隣接する楽々園は御書院とそれに続く、地震の間、楽々の間が改修工事中でした。
     
川崎先生を囲んで教えていただいたが、1時間以上立ちっぱなしで、さすがに疲れました。 全員集合
 
午後の部は場所を市内の平田川に移して、川崎先生から川沿いの左右岸400mにわたる八重桜の通り抜けの現在に至るまでの取り組みについて教えていただく。時期は満開を過ぎていたが、20年前に新興住宅地の景観づくりとして「通り抜けをつくる会」を立ち上げ、1本づつオーナーを募り、その後の管理も市民の協力を得て進めてこられたことを淡々と話された。