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  盆栽、果樹の管理と長浜盆梅展の鑑賞
2月3日(水)   能登川盆栽同好会 会長

大辻 敏雄さん
   
 大辻先生、話があちこち飛びますが、楽しい。 イチジクの植え方を教えていただきました。 大辻先生の盆栽です。どれも、見飽きません。
     
米原市在住の早川鉄平氏の切り絵と盆梅がコラボした展示、新しい試みです。 玄関前で苔玉の出店があり、買い求める人が多くおられました。 全員集合
 
午前中は、果樹の剪定を中心にした授業です。皆に1本づつイチジクの枝が配られ、鉢植えの要領や仕立て方を教えていただきました。イチジクをいただいたのですが、植える方向(枝と根)が分からず、皆、先生に聞いていました。その他、先生のワンポイントアドバイス。
・植物を育てる心は五つ、「水をやる」、「肥料をやる」、「消毒をする」、「剪定をする」、「植え替えをする」こと。これに加えて「草取り」もすること。
・松は6月下旬から7月下旬に新芽を取る
・果樹は、肥料として骨粉、油粕に加えて、収穫の1ヶ月前に風呂桶2杯分の魚粉を根元に施すとよい。
・枝が先で色が変わるのは土用を過ぎて芽が出たもの(土用芽)で実は成らないため、12月下旬から3月下旬の間に枝元で切る。
・ナシの木の剪定は大きい芽に実が付くことを踏まえて、今年実をつける枝と来年実をつける枝を残すようにする。
・イチジクの剪定では、太い枝から細い枝になっているのは、昨年実が付いたため細くなっているため、太い枝の根元で切る。
 午後は、長浜市の慶雲館で開催中の盆梅展を鑑賞しました。樹齢四百年といわれる古木から、かぐわしい梅の香りが館内に漂い、その背後にある庭園の落ち着いた、たたずまいとあいまって素晴らしい時間を過ごせました。