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  おいしい家庭菜園の土づくり
12月8日(火)   
元八日市南高校 教員

松原 治夫さん
   
 野菜にとって快適な土とはなにか、そのための土壌改良の方法など、菜園の土づくりを学びました。ここでは、松原さんの豊富な経験に基づくノウハウを紹介します。題して、野菜づくりのワンポイントアドバイス
 ・腐葉土、肥料の塊や石があると、根菜類は「又根」になりやすい
 ・肥料になる鶏糞や牛糞を入れると有機性が高まり、甘みが増すが、やりすぎると連作障害を起こしやすい
 ・堆肥は植付の1~2週間前、石灰は植付の1週間~3日前にやって耕すが、石灰は堆肥の後のほうが良い
 ・野菜の種は一代交配のため、なるべく自家製種(二代)は使わないほうが良い
 ・玉ねぎは植付が早すぎて、大きな苗は「トウ立ち」する。先が枯れるベト病を防ぐには、消石灰を1~2月に散布する
 ・トマトが「尻腐れ」するのは石灰不足によるもの。石灰を枝の頭や根元に噴霧する
 ・キュウリの摘芯は親ツルが支柱の高さに達したら行い、脇芽は葉を2~3枚残した先のツルを切る
 ・ジャガイモは芽がたくさん出ている苗を選び、8~10cmの深さに植え付ける