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  樹木管理実習-八幡小学校
11月18日(水)   樹木医

北村 正隆さん
   
 校舎正面中央の植栽。先生によれば、マツの樹形を整えるため、ここ数年は剪定していないとのことでした 校舎正面右側の植栽。ソテツが植えられています。 水分補給の休憩
     
エリア外周に植えられたサツキの剪定中 左の剪定後 作業終了後、先生から各班ごとの成果を講評していただく
 
 近江八幡市立八幡小学校の校内植栽の剪定実習です。ここは、大正期に地元の近江商人が私財を投じて建てられたものです。ボーリスの設計ではありませんが、ボーリス建築の特徴が表れているといわれています。その植栽も建築とよくマッチした、多様で緑豊かなものとなっています。特に、前庭には、サツキで囲まれたいくつかのエリアがあり、そのエリアごとにさまざまな樹種の花木が育てられて、子供たちの自然観察にピッタリです。
 剪定は4班に分かれて、サポート隊の指導の下に行いました。とりわけ、校舎正面入り口にあるソテツやマツ、サツキなどが配置されたエリアを担当した班は、とくに緊張感をもって、慎重に「抜き」と「戻し」に取り組んでいました。。
 小学校への道筋がわかりにくいため、市役所の駐車場から学校まで、ピストン運転をしていただいた皆さんありがとうございました。