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  郷土の庭園鑑賞と管理実習-清岸寺
10月30日(金)   樹木医

北村 正隆さん
     
 先生による庭の説明です。風の音、鳥の声、木々のざわめきなどが自然と聞こえ、久しぶりに静かな心になれました 参道のツバキ(剪定前) 参道のツバキ(剪定後)
     
本堂西側のツバキ(剪定前) 本堂西側のツバキ(剪定後) 本堂の前で全員集合
 
米原市米原にある、青岸寺での剪定実習です。ここは、国の名勝指定されている庭園で知られていますが、この庭園の管理は先生が任されているとのことです。当然、庭には入れないので、本堂の縁側から先生の説明を聞きながら庭園鑑賞です。借景となる山から採られた大小さまざまの石組、その中に松とサツキが配置され、前面の池は山からの水が溜まると周りの景色が映りこむそうです。昔の人の知恵と努力と技の結晶に驚かされるばかりです。
 剪定は、各班に分かれて、参道と本堂の西側に植えられているマキとツバキに取り組みました。見る人の目線(どこから見られるのか)を意識して全体のバランスを考えながら剪定する枝を決め、基本となる「抜き」と「戻し」を行っていくことが少しづつ理解できるようになってきました。