番場宿 

 

      番場宿(ばんばじゅく)は近江国坂田郡にあった中山道の62番目の宿場で、現在は
       滋賀県米原市番場。
       飛鳥時代に「東山道」と呼ばれた頃以来の宿場。江戸時代の慶長16年(1611年)、
       番場宿から米原までの切通しと米原港が開設され、中山道から湖上の水運に乗り
       換えて京都へ結ぶ近道への分岐点となった。

       天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、番場宿の宿内家数は178軒、
       うち
本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠10軒で宿内人口は808人であった。


   
木曾街道六拾九次 番場(歌川広重画)
     
       
    

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