1月22日(金) |
講師 北京子 |
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午前 : 呼吸の重要性、機能改善のためのヨガ 実践
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私達は本当の生き方、喜ぶべき生き方を望んで
いる。その心にブレーキをかけているものが、
偏り、無理、無駄、不適合など・・・
これが病因となる。
1.姿勢と動作の異常
2.栄養の異常と過不足
3.欲望、感情の不均整と不安定
4.迷い、執着、誤解
5.生活(仕事、家庭、環境)の異常と無理
ヨガはこれらの異常を自分でコントロールし、
修正していくためのもの
ヨガ習得の目的
1.正姿勢
2.正しい呼吸を体得
3.体の柔軟性を高め、筋肉を強くする
4.上手にくつろぐ
5.体質(陰・陽)を確かめ、食べ物によって
バランスを整える
6.バランス維持能力(丹田力)を高める
・・・上虚下実
7.骨の歪みを正し骨盤の開閉力を調整する
8.心理的バランス維持力を高める
9.判断力を高める
10.感謝心を持つ
11.潜在能力を高める
12.今生での使命感に気づく
具体的なヨガ実践の効果
・身体のすべての筋肉、内臓、骨格の調和が
とれる
・アサナ(ポーズ)はゆっくり動いて、動きに
必要な神経と筋肉の協調性を高めてバラン
スをとるので、自然に動きのエネルギーの
無駄がなくなる。
・集中とリラクゼーションの繰り返しによって
心身両面のバランス維持力が強まり、自己
観察力も高まり生命エネルギーが蓄積さ
れる。
・予防医学、治療医学的両面を持つ
・内分泌、ホルモン系に刺激を与える。マイナ
スの感情(恐れ、悲しみ、怒り、嫉妬、憎悪
、ねたみ)は神経系に影響し、内分泌腺の
能力、心身のバランス維持力を低下させる。
ヨガアサナはホルモン系を強化し、集中と
リラクゼーションによって感情のコントロー
ルが出来るようになる。
・一般のトレーニングはどれぐらい出来たかな
にとらわれるが、ヨガは全て内側。
三密業
・統一体(自然体)・・・正姿勢
・統一心(自然心)・・・意識集中
・調和息(自然呼吸)・・・完全呼吸
ヨガはこの三密業で行うことにより、心身の
統一力、安定力、コントロール力、適応力、
耐久力、持久力が高まる。
ヨガを学ぶ心得 ~ヨガは動く禅~
正しくポーズと動作を行うと身体の統一力
(丹田力)が高まる
ヨガは効かせる部分に意識を集中して行う。
そうすることによって、自分自身の生命力を
更に目覚めさせ、心身をコントロール出来る。
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午後 : 指ヨガでリラックス 実践
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呼吸法
(プラマ・ヤマ、プラーナ・ヤマ)
・・・気をコントロールする技術
無意識にあらゆる動作や心理状態に
深く関係している。
・胸式呼吸(中肺呼吸・肋骨呼吸)
・腹式呼吸(下肺呼吸・横隔膜呼吸)
呼吸法の効果
・肺の伸縮性を高め換気効率を高める
・血流を良くして体の末端まで血液が行き届き
新陳代謝が活発
・不要なCO2を取り除き、血中酸素を増加させ
て血液を浄化させる
・横隔膜の上下動により、内臓への血液循環
を良くする
・神経の働きが高まる
・副交感神経が優位になり、気分が落ち着き、
心に安定感が得られる
・筋肉の柔軟性が高まる
・疲労やストレスを解消する
プラナマヤを行うことで、肉体のコントロール
精神的能力の増大、内在力の開発
指ヨガでリラックス
ヨガを実践する上で最も大切なことは、正しい
姿勢と瞑想によって、体の中の「気」の流れを
良くし、心身のゆがみを修正して、自然なバラ
ンスを回復することにあります。
「指ヨガ」は手指を刺激することで、全身で行う
ヨガに類似した効果を出して、心身のバランス
を修正し、エネルギー(気)の流れを良くして人
間本来が持っている自然治癒力を高めます。
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