1月6日(水) 健康と食・栄養2 
講師 
大谷直美 
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午前 : 口腔ケアの必要性 
 

 

 
 口は健康の入口
 
  ★歯や口の役割
    食べる・話す・味覚表情をつくる
    呼吸・脳への刺激・異物の認識と排除
       
 年を重ねるごとに
   口の機能が低下する → オーラルフレイル
   オーラルフレイルとは、口腔機能が衰えると
   全身のフレイル(虚弱)につながるという考え
   で、老化の始まりを示す重要なサイン

 オーラルフレイルは改善できる
    ・口の周りの筋肉を鍛える
    ・正しい口のケアで、歯や歯茎の健康を保つ
    ・定期的に歯科健診を受診する
    ・バランスの良い食事を摂る

 むし歯・歯周病を予防するには?
   ・食生活(おやつ)
   ・口腔機能の維持
   ・唾液パワーの活用
   ・正しいブラッシング
   ・フッ化物の利用(歯質の強化)
   ・定期歯科健診
(かかりつけ歯科医)


 食べるメカニズム
   1.先行期:食べ物の認知
   2.準備期:咀嚼と食塊形成
   3.口腔期:咽頭への送り込み
   4.咽頭期:咽頭から食道への送り込み
   5.食道期:食道から胃への送り込み

 摂食・嚥下障害の症状
   むせる・丸のみ・食べこぼす・時間がかかる
   体重の減少・痰がよく出る・よだれが出る
   飲み込めない・薬が飲めない など

 ★摂食・嚥下障害が生じやすい疾患
   脳血管障害・パーキンソン病関連疾患
   認知症・高齢(
80歳以上) など

    
午後 : 口腔ケアの必要性
 

 
  
 口腔ケア(清掃)の目的
  
★誤嚥性肺炎・感染症の予防
   (新型コロナウイルス、インフルエンザ等)
   口腔内細菌の減少
  ★口腔疾患の予防(むし歯・歯周病・口臭)
  ★口腔機能の維持、向上
   咀嚼機能の改善・摂食・嚥下障害の改善
  ★食欲増進(味覚の改善)
  ★手指のリハビリテーションを促す
  ★生活のリズムを整える

 誤嚥性肺炎の予防
  ①口腔内をきれいに
   感染症(新型コロナウイルス、
   インフルエンザ)等の予防
   歯磨き・うがい(朝食前)・舌の清掃
  ②むせの予防…むせても出せる力
   咳払い(呼吸のコントロール)・口腔体操
  ③低栄養の予防…抵抗力をつける
   美味しく食べる(心の栄養)
    
 口腔機能訓練(機能的口腔ケア)
 
 ★口腔機能の維持・回復のための体操
    咀嚼、嚥下、発音などの機能の衰えを防ぐ
  ★むせの予防
    口腔体操(嚥下体操)
 
  顔面体操(口輪筋・頬)、首の体操、舌体操
  唾液腺マッサージ
  咳払い、早口言葉 等
  
 口腔清掃(器質的口腔ケア)
  ★うがい
  ★歯磨き
  ★義歯の清掃
  ★粘膜・舌の清掃