12月25日(金) 高齢期のこころとからだの健康4 
講師 
北村隆子 
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午前 : 脳の活性化 
  

 
 脳の活性化

 
*廃用を減らし脳を活性化させよう
 
  ・病的老化を促進しないように、良好な健康
     状態を維持する
   ・規則的な日常生活を送る 
   ・社会または家庭での役割や活動をできる
    限り継続する
   ・学習や余暇活動に積極的に参加する機会を
    持つ
   ・新しい人間関係や環境に対して否定的に
    ならない
   ・好奇心や向上心、生きがいや人生の目標を
    持ち続ける
  
 *生活上の工夫
   ●食事
     ポリフェノール、緑茶、バランス(肉、
      魚、野菜)
   ●散歩
     体を動かす (動脈硬化、血栓予防、海馬
     の神経細胞活性)
   ●睡眠
     30分以内の昼寝、夜間の熟睡
     安眠ホルモンのメラトニンを出す
   ●噛む
     噛むことが脳の機能維持
     セロトニン(リラックス)を増やす

 
午後 : 認知症の理解と対応
 

 
  
 認知症
  
脳の病変によって、記憶を含む複数の認知
  機能が後天的に低下し、社会生活に支障を
  きたすようになった状態

 認知症に現れる症状
  ■中核症状
   ・必ず見られる症状
   ・脳の萎縮などの器質的な変化に伴って出現
    する症状
  ■行動・心理症状(BPSD)
   ・身体の具合や環境によって影響される症状
   ・中核症状に随伴してみられる症状
    (出現しないこともあるし、症状を軽減する
     こともできる)

 認知症を有する高齢者への
 対応の基本
 ①認知症高齢者の態度や言動を受容し理解する
 ②なじみの人間関係をつくる
 ③認知症高齢者の心のペース(思い、感情)に
  合わせる
 ④理屈による説得よりも気持ちが通じて心でわか
  るような共感的な対応をする
 ⑤良い刺激を絶えず与え、隠れた能力を発揮さ
  させる
 ⑥孤独にしない
 ⑦急激な環境変化を避ける(生活リズムの調整)
 ⑧今を大切にし、安心できるくらしを提供する
 ⑨過去の自分らしい生き方を保つ