11月15日(金) 健康とコミュニケーション 
講師 杉本学士 
 back  home
午前 : 回想法
 
  
 

 回想法とは?
   昔の思い出を語り合うことで脳の活性化を促し
   高齢者の活力を引き出す支援方法のひとつ。

     

  回想法の利点
   ♦参加者のメリット
    ⇒脳の活性化。介護予防や認知症のケアに効果あり。
   ♦実践者のメリット
    ⇒高齢者のさまざまな話題に対応できるようになり、
     コミュニケーション力アップ!

  
  
回想法で役割と居場所づくり
   思い出を引き出すモノは?・・・昔の写真、おもちゃ、絵
   歌、、、
   テーマの例・・・子供の頃の遊び、食べ物、農業、祭り、、、
   ♦思い出を引き出す投げかけ
    「昭和何年のお生まれですか?」
    「どちらのお生まれですか?」
   ♦出身地を問わず使える話題
    「年中行事」
    「公共交通」
午後 : 認知症予防  回想法応用編 
 
   

   
  
 グループ回想法の進め方①
    ♦1グループの人数は6~8人程度
    ♦円形に座り、リーダー1名、サブリーダー2名が間に入る
   ♦グループの円は小さいほうがよい、膝をつき合わせる感じ

 グループ回想法の進め方②
   ♦リーダーから挨拶し、その日のテーマを伝える
   ♦モノ(写真、民具など)を用いながらすすめる
   ♦時間は40~50分が最適
   ♦終了後、一人ひとりから感想を聞く

 
リーダーとして注意する事
   ♦参加者が話しやすい雰囲気づくり
   ♦参加者が聴きやすい環境づくり
   ♦出てきた個々の話に共感し、楽しみながらも全体を見る
   ♦少々テーマから脱線してもOK、無理にテーマを押し付けない

  
認知症予防には脳の活性化がいちばん!
   ➡人との会話が効果大!
   ➡できれば1日に5人以上と会話

  回想法は、人をつなぎ、時をつなぎ、地域をつなぐ