4月19日(金) 高齢期のこころとからだの健康1 
講師 北村隆子 
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午前 : こころとからだの関係
   こころとからだのつながり(心身相関)
  適応・・・バランスがとれている
  不適応・・・アンバランス
  回復力:70歳以上だと3倍位時間がかかる

 ストレス(Stress)とは何か
  医学領域:嫌なことに対する不快な気持ち、
         圧迫感などの心理的な意味
  ストレッサー:「ゆがみ」を引き起こすもの
  ストレス:「ゆがみ」からだや、神経の不調・病気
        としてあらわれる
    ストレスによる生体の抵抗力の変化
  第1段階:警告反応期
       闘争と逃走のための準備;エネルギーを蓄える
  第2段階:抵抗期
       ストレスへの抵抗性の上昇
  第3段階:疲弊期
       慢性疲労から過労死

 ストレスの原因(ストレッサー)
  物理的ストレッサー:高温、騒音など
  科学的ストレッサー:酸素欠乏、栄養不足など
  生物学的ストレッサー:病原菌の侵入など
  精神的ストレッサー:人間関係、精神的な苦痛など
  特に精神的ストレッサーは解決がより困難である
 午後 : こころの活性化
     ストレスへの対処
  適度なストレスは、からだと心の均衡を保つために必要
  ストレスへの対処行動(コーピング)を上手くやる
  ストレスマネジメント
  ストレスの自覚

 ストレスに強くなるためには
  ◆健康
   体が健康である(食生活、生活スタイル)
  ◆ストレス対処能力(コーピング)
   ストレスに耐えられる強い精神を持つ
  ◆環境調整
   物理・科学・生物学的ストレッサーの影響を考慮する

    
 ストレスコントロールのポイント
 ・完璧主義を捨てよう 
 ・趣味を持とう
 ・悩みを一人で抱え込まない
 ・先入観を持たない
 ・ノーと言う勇気を持とう
 ・自分の考えを持つ
 ・何事も腹八分目
 ・笑う門には福来る
 ・アルコールや薬に頼らない
 ・失敗してもくよくよしない
 ・時には一人でボーとしよう
 ・一日一日有意義に過ごそう
 ・軽い運動をしよう
 ・疲れたら休息を取ろう
 ・目的意識を持つ
 ・不要なものはどんどん捨てる
 ・ユーモアを持つ
 ・好きな音楽を聴きリラックスする
          
田中秀樹著「ぐっすり眠れる3つの習慣」ベスト新書より