3月8日(金) 健康と運動(理論) 
講師 多胡 陽介
   
午前 : 運動と骨粗しょう症  
   骨粗しょう症とは?
  骨が弱くなり、全身的に骨折のリスクが高い状態

 骨粗しょう症の主な原因
  ・女性ホルモンの減少
  ・飲酒や喫煙
  ・カルシウム不足

 予防において重要なことは?
  まず第一に、成長期の骨量を十分に増加させて
  高い最大骨量を獲得すること
  次に重要なことは、閉経後女性の急速な骨量減少を
  早期にスクーリングし、さらなる減少を食い止めること
  骨粗しょう症の予防と運動、食事
   ・骨を強くするためには、ある程度衝撃のかかる運動
    (ウォーキング等)を行う必要がある。ただし、
    一回に
大きな負担がかからないようにする。
    転倒防止の観点も必要
   ・運動だけでなく、適度な日光浴やカルシウムを多く
    とるなど食事の工夫も必要

  リン酸を多く採りすぎるとカルシウムの吸収を阻害します
 午後 : 転倒・サルコペニア予防
    転倒には様々な要因がある
   転倒の原因 「ぬかづけ」
    :濡れた場所
    :階段、段差
    づけ:片付け
   筋力低下を防ぐことは転倒の危険性を減らすことに
   つながる

  健康運動の3つの柱
   ・ストレッチ・体操(身体の柔らかさ)
   ・有酸素運動(続けて動く力)
   ・筋力トレーニング(筋肉の力)
    
   まずは3種目、1種目10回を2セット(筋トレ)   健康寿命を延ばすためには?
  ロコモやサルコペニア予防には?
  ⇒身体活動の維持・増加とともに運動を積極的に
   行うこと、栄養なども大事
  *ロコモ(ロコモティブ・シンドローム):骨・関節・筋肉・神経
   などの運動器が衰えること
  *サルコペニア:筋肉量の減少

  転倒予防・サルコペニア予防のための運動
   ・脚を伸ばす筋肉や太ももをあげる筋肉を鍛える
   ・姿勢を良くし、身体を支えるための、お腹、背中、
    肩甲骨周辺の体操や筋トレを行う
   ・口腔機能を鍛え、たんぱく質を積極的に採る