レイカディア大学米原校41期園芸科(2019年)
(文責:鈴木)
剪定実習(雲迎寺ー日野町音羽) | |||
令和元年7月2日(火) 8:30~12:30 |
樹木医 北 村 正 隆 先生 |
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※雲迎寺について 町の東部、音羽にある雲迎寺(浄土宗)は、「さつき寺」という名の 方がよく知られています。 雲迎寺は、昔、宝殿ガ岳の山頂にあった神社の別当寺としてこの地に 建てられたのが始まりです。さつきの築山の中に立つ宝篋印塔 (ほうきょういんとう)や、東側に立つ堂に安置されている地蔵尊など、 文化財も見応えがあります。 寺門から直線で続く参道沿いと本堂前の庭園を合わせると約1000株の サツキがあります。中でも庭園南側の樹齢380年の大サツキは高さが2mを 超え、まるで「花の津波」を見るような景観です。 (しが、観光情報より) |
雲迎寺山門 |
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1.本日の日程 8:20 現地集合 8:30~10:30 サツキの剪定の注意事項 サポート隊の紹介 サツキの剪定① 10:30~10:45 住職より、寺の説明 11:00~12:00 サツキの剪定② 12:00~ 北村先生高評 |
北村先生からの説明 |
本日のサポート隊の皆さん |
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2.剪定に当たっての注意事項 ・4班編制で、それぞれの班にサポート隊が1名づつ付いていただく。 ・檀家さんが少なく(10軒)、北村先生に依頼があり、レイ大で剪定してもらっている。 ・サツキの剪定が主で、あまり強くやり過ぎると穴があいてしますので注意すること。 ・かなりの古木が有り、こけが付いている。こけは手で書き取るようにする。 ・蜂に注意。 |
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3 住職(杉浦隆成様)よりの話 さつき寺の別称で広く知られる浄土宗雲迎寺は、南にそびえる宝殿ケ岳 山頂に祀られていた神社の別当寺だったと伝えられる。位置的には音羽城 の北約300mに位置しており、音 羽城の出城的な位置づけが考えられる。 蒲生氏の支流音羽氏と深い関係を持つことからしても、音羽城を本城と した蒲生氏との強いつながりを持った寺院と考えられ、境内に南北朝時代 の貞和5年(1349)の刻印がある宝篋印塔がある。 さらに徳本上人名号碑や鉄火裁判記念碑、千体地蔵などがある。 |
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剪定ビフォア・アフター① | |||
剪定前 |
剪定後 |
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剪定ビフォア・アフター② | |||
剪定前 |
剪定後 | ||
北村先生からの高評 ・剪定ビフォア・アフター①では、かなり古木で400年近く経過している。その木にはコケ が沢山付いているが、そのコケは木の成長によくないので、しっかり手で取り除く方がよい。 ・①の写真に写っているサツキは、以前は、一つの一体化したものだったと考える。したがっ て、将来的には、下の枝を伸ばし、上に出てくるものを止めて全体を一つのものなるように剪 定する必要がある。そのためには、時には大きな枝も切り戻しすることもある。絶えず全体を 見て剪定すること。 ・剪定ビフォア・アフター②では、剪定するための通路をわざと開けてやっているが、この通 路も将来的にはなくして一つの大きなものにする予定である。そのため、通路側の枝を深く刈 り込まないことも考えておく必要がある |
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かなり蒸し暑い中、無事終了 |