レイカディア大学米原校41期園芸科(2019年)
(文責:鈴木)
「松竹梅の寄せ植え鉢つくり」 (令和元年12月17日 米原公民館工芸室) |
南 敏 孝 先生 | |||
1 材料の用意 〇五葉松・・・長寿の木、黒松でも可、病気害虫に弱い (神の宿る木) 〇梅・・・冬の木の代表、水やりが大切、病気に弱い (百科に先駆け花をつける) 〇竹・・・今回は千代笹を使用、 (伸びる勢い、節が必要) 〇ヤブコウジ・・・コケで巻いている 〇ナンテン・・・難を転じる 〇石・・・・大中小の3種類を使用 〇化粧砂・・・海河を表現する 〇用土・・・川砂、山砂、赤玉土、桐生砂、ケト土など 〇鉢・・・先生より、浅鉢の小判型を斡旋された 〇コケ・・・各自持参したギンコケ (道路や水路の脇などに生えている光沢のあるビロード状のもの) 2 構想を練る 〇素材の中から、主となるものを準じ、仮に並べていく 〇右勝手にするか、左勝手にするかを決める 割合は、左右が7:3、前後は6:4の比率になるように ※スライドを利用してたくさんの鉢植えや盆栽を紹介された 3 寄せ植えの方法 〇鉢に1/3の厚さの用土を入れる 〇中心となる梅・松の位置を決め、石を並べる 梅・松は見ている自分に向かってくるように向ける 〇笹やナンテンをほどよくあしらう 〇ヤブコウジをバランス良く配置 〇余白部分に用土を入れ抑えたあと、灌水して落ち着かせる 〇キンゴケを切れ目なく貼っていく 〇余白部分に化粧砂(寒冷石)を敷く ●寄せ植えのポイント ①主木の表と裏を見極める ②『不等辺三角形を形作って』 ③コケは重ねて継ぎ目なく置く 4 鑑賞期の手入れ 〇日当たりの良い縁側などに置く 乾燥しやすい部屋に長時間置かない 〇根が十分できていないので、水切れに注意 2日に1回、水差しやスプレーで 5 鑑賞後の手入れ 〇それぞれ別の鉢に植え替える 〇梅は、数芽残して剪定 |
材料の準備 |
ギンコケ持参 |
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スライドで |
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製作風景 個性を発揮して |
真剣な表情 作品を落ち着かせ |
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完成した作品です! 作品が20個しかありません。撮影したつもりなのに写ってなかった人、ごめんなさい! |