2018年12月20日(木)発行 |
日付 | 曜日 | テーマ | 講師 |
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2018年12月18日 | 火 | 松竹梅寄せ植え飾り実習 |
南 敏孝 先生 |
(午前):寄せ植え飾りに使用する木々の種類、病気等の説明、寄せ植え材料の説明 寄せ植え飾りをきれいに仕上げるテクニック、ノウハウの説明 (午後):寄せ植えの見本をマルチにて説明 材料をもらって、本番の寄せ植え実習作業 |
・南先生による松竹梅寄せ植えづくりの講義 今回の主木になる梅の病気(プラムボックス病) 輪紋病について。 関西では育苗が禁止され、関東からの購入になっているそうです。 |
・五葉松は黒松に比べ、弱いため、接ぎ木で増やしている。稲沢の植木屋ン先生から接ぎ木の勉強をされたそうです。 | ・寄せ植え作業の前には、各木々のレイアウトを 書いてみるのも必要。上図は左勝手の配置図で、玄関から入って左側にある場合で寄せ植えが最 もきれいに見える配置です。 |
・右勝手の配置図で、玄関から入って右側に盆 栽がある場合です。 | 鉢の水抜き穴へのネットを忘れないように。 | ・今回の材料の鉢。小判型の鉢です。 |
・五葉松とヤブコウジ、南天の木 |
・主木にする梅野木です。手前は南天です。 | ・飾りに使う大、中、小の石(今回は溶岩を使用) |
・ 薄く敷き詰めた土の上に梅、松の仮置きをし ます。美しい盆栽は不当編三角形を描くそうです。主木が前後左右の真ん中に来るよりも7対3や6対4ぐらいが安定して見えます。 主木の後ろに2番目に大きい木、それより低い木は手前というのが基本。 |
・ 仮置き作業は植え付けよりも時間をかける事があるととも言われるほど大事な作業です。自分の描いたレイアウトに近づけるように配置していきます。 皆さん真剣な表情になっています。 |
・主木の表裏を決めます。幹の立ち姿、や枝ぶりを見て自然な感じがする方向のことです。 ・ 主木は手前にやや倒し気味にし、梅、松は土を高く盛り上げます。立体感が出てきます。 |
・ 配置が決まると植え付けに入ります。(今回は畑土を使用)箸等を使ってよく突き固めていきます。ヤブコウジは梅の根元近くに寄せ植えて岩で止めるようにします。 |
・ 最後に入れる真っ白の寒水砂を意識して石等の配置を決めていきます。 ・ コケで少しずつ表土を覆っていきます。継ぎ目がわからないように置く様にします。どれくらい敷き詰めるかは各自でアレンジして下さい。 |
・全体をコケで覆った方法もありますこれも面白いと思います。 |
・ コケで表土を覆っているところ。 ・たっぷりと水をやって、土と根をなじませ、残りの表土は寒水砂をかけます。 |
・ 参考例 | ・ 水をやる前の完成形(一例) ・このあと寒水砂を表土にかけます。 |