レイカディア大学米原校 40期園芸学科 授 業 レ ポ ー ト 2018年12月06日(木)発行

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12月4日  火   郊外学習 甲良養護学校 元八日市南高校教員
  松原治夫 先生
  
 
 今日は、2回目となる甲良養護学校の裏側に当たる果樹の剪定でした。
  
 
 教室で説明を受け、何時もの通りラジオ体操の後、松原先生から作業開始前に、それぞれの果樹の剪定方法を教わった。
   
 作業開始
 作業後に松原先生より評価を頂いた。
     
   
  
 いつもの通り、4班に分かれて作業を行った。

 <松原先生より>
 ・混んでいる枝は間引きし、葉に太陽光が当たる様にイメージする。
  伸びている枝は切り返しを行う。
 ・但し、柿と栗は切り返ししない。(先端の花芽に結実する)
 ・強い枝は弱い剪定、弱い枝は比較的強い剪定を意識する。
 ・徒長枝を剪定するものも有るが、その時の枝ぶりで判断する。
 ・平行枝、車枝、内向枝、下向枝は剪定する。

 ・キーウィ:芽を6~7個残す。巻き付いた枝は採る。棚の外に出た枝は切る。
 ・ブドウ :2~3芽まで残して切る。

 
 1班 
 井上、植田、小川、神垣、
 大林、上杉
 2班 
 川口、川嶋、川瀬、九里
 黒澤、須田、澤邑
 3班 
 津田、中野、玉川、
 寺嶋、田井中、中嶋
 4班   
 森野、若林吉、若林政、蓮井、
 西村、中村
作業前  
作業中

作業後

 1班:最初どれを残すかどれを剪定するかは戸惑たったが実習後半で眼が
    慣れてきたように思う。適正な剪定とは四方八方からみて (バッサリではなく)すっきりした状態になることか。
   
 2班:
  午前 梅の枝の間引きは必要だが、上向き枝すべてを切ってしまうのはやりすぎ。切り返し剪定できていない枝がある。
  午後 巻きついた枝は落としてあるが、実のついた先から吸盤状の混合芽7つ残して枝を切るというのができていない。
      長く枝を伸ばして棚にくくりつけても、小さな実ばかりたくさんできるだけである。
      混合芽7つの箇所で必ず切る必要がある。また、実からすぐ先で切ってしまっている箇所がある。
      かんきつ類はこの時期は剪定しないほうがよい。2月頃に今回のような剪定をするとちょうど良い。

 「果樹剪定は、間引きと切り返し剪定の繰り返しが基本(松原先生)」はなんとか理解できたが、
 本日の実習では、金柑、栗、桃、ブドウ、キウイ、梅、柿、梨などと多種多彩であったので残念ながら消化不良が
 起こってしまったようだ。もっと容量の大きいメモリーが欲しい!?

 同校の菜園にはもみ殻が多量に投入されており、よく手入れされていたのが印象的でした。
 花壇、ネギ苗床の工夫、それに子供達に人気のブルーベリーがたくさん置かれていました。

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