2019年06月15日(木)発行 |
日付 | 曜日 | テーマ | 講師 |
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2019年6月4日 | 火 | 樹木病害虫の診断と防除・バードコール製作 |
田上 知 先生 |
(午前):樹木の害虫の種類と、よく見かける病気の種類についてマルチ画面で説明を受けました。 害虫の種類の多いこと、特に、毛虫、カイガラムシ、アブラムシ、ミノムシ、カミキリムシについて の特徴と、予防法について講義を受けました。叉、テントウムシ、カマキリ、クモ、鳥、などの天敵、 益虫を大切にすることも習った。害虫防除の基本は、農薬に頼らないのが理想であり、生態系を 考慮した防除法で病原菌や、害虫が活動出来ないようにすることが必要。依然習ったタバスコの 防除も一例です。 (午後):全員で、山桜の枝でバードコールの製作を行いました、材料の準備、ドリル盤の準備まで 田上先生にお世話になりました。その後、製作したバードコールを持ってレイ大外周の樹々にいる 害虫の観察に出かけました。 天気も良く、みんなは木々の小さな虫にも一喜一憂していました。 |
・田上先生による樹木の病害虫に関する講義 |
・うどんこ病ー葉にうどん粉のような白いカビが発生葉の表裏全面に広がる。新芽は奇形になる 病原菌:糸状菌 薬剤散布での根絶難しい。 | ・葉の表面に黒色のカビが生育し、煤がついたようになる病気。カイガラムシの排せつ物に生えるカビ。カイガラムシの駆除が重要。 |
・てんぐ巣病 カビの一種が原因で起こる伝染病です。 発症すると枝や茎の一か所又は根元から、小枝や小さな葉を生じE断尾生育が悪くなる。 |
・カタカイガラムシの生活環 | ・チャドクガ 数十から数百匹の大集団で葉を食べるため葉が食い尽くされて樹全体が丸坊主になることもある 毛に毒があり、刺されると鉢に刺された痛み有。 |
・ | ・レイダイ周辺の木の観察中に見つけた桜の枝についていたイラガの繭 | |
・ | ・ 益鳥シジュウガラ・年間におよそ10万匹の 毛虫・芋虫を食べます。 |
・益虫の仲間です。テントウムシ、カマキリ、 |
・山桜の枝を好みの長さにカットする。 | ・ ドリル盤で5.5mmの穴を開ける。 | ・M6のアイボルトを穴にねじ込んでいくと、小鳥の鳴き声が発生。バードコールの完成です。 樹の太さでも音の高低も変化します。 |
・ 皆さん、力作のバードコールをもって、レイ大外の樹々の害虫観察に出かけました。益鳥をバードコールで呼ぶことが出来たでしょうか? | ・何かみつけました? | ・生徒の質問には丁寧に答えてくれる田上先生でした。 |