日付 | 曜日 | テーマ | 講師 |
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1月30日 | 火 | おいしい果実の育て方 苗選び・植え付け・施肥・灌水 |
松 原 治 夫 先生 |
1.元肥・堆肥(冬期の準備・仕事) ・有機物の投入、鋤き込み (落ち葉・牛糞・鶏糞・骨粉) ・化成肥料・・・掘りあげた土に混ぜて戻す。 *もみ殻、油かすなど生のまま入れると これを分解するため肥料分を使う。生は入れない。 ・枝の先端までは根が伸びている。 ① 周りに溝を掘る(1年目・2年目) ② 四隅に穴を掘る方法もある。 ・握ってくだける土を作る。 ・生育が良くなる ・実がよくつく。 ・病気に強い木・元気な木になる。 |
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2.枝の名称と剪定 ・主幹→主枝→亜主枝→側枝→結果枝 ・結果枝は果実のなる枝の総称 (長さによって長果枝・中果枝・短果枝) ・発育枝(徒長枝)養分使う、太くじゃまな枝 1年枝のうち果実をつけない枝 ・隔年結果を防ぐために冬場の剪定をする。 ①間引き剪定(じゃまな枝を取る) ②切り戻し剪定(先をつまむ) ・剪定で枝を少なくする。 →大きな実がつく。毎年一定の数量をつける。 ・みかん・ゆず・キンカンなど柑橘類は常緑なので 向こう側が見える程度。 2~3月が適期。 ※夏期剪定は、かげになる枝を取る。 ・切り口には、木工ボンドやトップジンを使う。 ・切り口にかさぶたを作る。 ボンドをつけると速く修復する。 ○花芽(生長して花になる芽の総称) 純正花芽(生長して花だけが生じる芽) 混合花芽(生長して枝葉と花を生じる芽) 葉芽(枝や葉が伸びる芽) ※ブルーベリーや梅がこれらを見やすい。 ○ジャガイモ・・・茎の肥大 サツマイモ・・・根の肥大 (アナグマ・アライグマ・ハクビシン・タヌキに食われることもある。) |
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3.苗木選び。 ・接ぎ木苗がよい。 |
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4.肥料の3要素 N・・・(窒素) 葉・木を育てる。 P・・・(リン酸)実を育てる。 K・・・(カリ)根を育てる。 10-10-10は㎏の表示ではない。パーセント(%)の意味。 20㎏の化学肥料なら、窒素20%、リン酸20%、カリ 20% 野菜は10までの肥料を使う。 ※味を追究するなら有機肥料を使う。 水やり(ポットなえを植えるとき) ①植え付ける穴にたっぷり水をやる。 ②ポットなえを水につける。 ③穴の水が引いたらポット苗を取り出し植える。 ④水は一度にたくさんやらずに3回に分けてやる。 (例:15秒なら5秒を3回にする) ⑤土の様子を見て、1週間やらなくてもいいときがある。 |
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5.鉢あげと鉢替え ・ポットの大きさは、30L→60L→80Lへ ・60Lの鉢なら5年間は大丈夫。 ・何もしなくていいが土を入れる。 ・ドリルで穴を開ける(根を切る) ○赤玉土(大・中・小)中が活用範囲が広い。 排水・通気に優れた万能土 鉢植え土として培養土5~6、赤玉土(4~5)、川砂(0.5~1) |
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参考文献 : 「おいしい果実の育て方 」 西東社 小林幹夫監修 1章 果実栽培の基礎知識を中心に学習しました。 |