レイカディア大学米原校 40期園芸学科 授 業 レ ポ ー ト    2017年12月7日(木)発行

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日付 曜日 テーマ 講師 会場   地名
 12月 5日 (火)  花の育て方・管理の基本
正月用洋風寄植えづくり
 
南 敏孝  第2会議室  
 内   容    写真   資料

【先生の経歴から】

 農業大学校 近江八幡市大中 近くに県の農業試験場がある
 2年コース・・・退職後に学ばれる方もある
 1年コース・・・高卒~65歳まで  (1年後に農業経営することが前提)
 ◎夢を持つ、志を持つことが大切。 
   例:106歳のおばあさんスカイツリーが見たい。
 ◎園芸は身体を動かす。 健康寿命に貢献しているかも?!

 
   
 
【管理のポイント】

 1.水やり
   鉢土・・・鉢底から流れ出るくらい。
   根は呼吸している。きれいな水で老廃物を取る。
   冬は控えめにしてもよい。(乾燥気味にしてもよい。) 

 2.肥料
   薄い肥料を何度もやる方が失敗がない。
     例:大根に塩をふってたくあんを仕込むときたくさんの水分が出る。
   有機質がお薦め。牛糞、油かすなど

 3.土
   ○土の団粒化・・・有機物が増えると微生物の働きで土の粒子が集まる。
                           根の生育に良い。
   ○PH(水素イオン濃度) 雨の多い日本では、放っておくと酸性に傾斜する。
         酸性 5~6  弱酸性   6~7
         中性   7  アルカリ性 7~8

       ア、苦土石灰(苦土はマグネシュウム)マグネシュウムとカルシュウム
       イ、消石灰(白い粉)カルシュウム
           酸性土壌から(アルカリ)中性土壌に変える。

 4.発芽の3条件
   ①温度 ②水分 ③酸素 
   ②光  明発芽(好光性)種子・・・光に当たると発芽率が良くなる。(小さい種に多い。)
                    例:ペチュニア・インパチエンス・プリムラなど
       暗発芽(嫌光生)種子・・・光に当たると発芽率が悪くなる。
                    例:シクラメン・ゴデチア・ケイトウなど

 

 
 

【寄せ植えに使った花】

 ① ガーデンシクラメン
    寒さに強いように品種改良

 ②  スットク
  アブラナ科・・・3~5月が開花期、元は薬草江戸時代に入るいる。

 ③ 葉ボタン
    1778年初めて名がでる。
    オランダ菜・・・ヨーロッパでは野菜として使われていた。
    東京丸葉系・・・江戸時代
    名古屋ちりめん系・・・明治時代
    大阪丸葉系・・・戦後に生まれる
    サンゴ系・・・葉の切れ込みが大きい。

 ④  パンジー(三色スミレ)
     ヨーロッパ原産 1867年江戸時代に入る。

⑤ ビオラ(小型の花)花径5cm以下のものをよぶ。

⑥ プリムラ(サクラソウ)
   中国原産 品種改良されて多種ある。早春の花。

⑦ アイビー(別名、ヘデラ)
   寒さ・病気に強い 蔦(つた)類

⑧ コニファー(西洋杉)
   洋風庭園に活用

⑨ グラスミラー(白妙菊)
   葉色を楽しむ

 

 

  ○ガーデンシクラメン
  ○葉ボタン
     踊り葉ボタン
  ○アイビー
 ○コニファー
  ○グラスミラー(白妙菊)
 

   次年度も使用可能

 


 







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